身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ビタミンB6




★効能

神経機能の維持、抗アレルギー作用



★「栄養機能表示」として認められる表示

「ビタミンB6はタンパク質からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄 養素です。」



★注意喚起表示

「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

1日の目安量を守ってください。」



★不足すると

食欲不振、吐き気、皮膚炎、末梢神経炎など



★多く含む食品

カシューナッツ、ゴマ、豆類、納豆など



★所要量

15歳以上男性1.6mg、

15歳以上女性1.2mg

妊婦+0.5mg、

授乳婦+0.6mg

[許容上限摂取量=いずれも100mg]

この量を摂っても過剰症の心配はまずないといわれている




★ビタミンB6はこんな人におすすめ


タンパク質を多くとる人。
発育期の子供。
妊婦。授乳婦。
肌荒れが気になる人。
口内炎 の人。
ピル常用者。
抗生物質を飲んでいる人。
月経前緊張症の人。
アレルギー症状のあ る人。
脂肪肝を予防したい人。




★ビタミンB6は体内でこんな作用をします


・タンパク質代謝の主役。脂質の代謝にも欠がせない。
・神経伝達物質の合成にかかわる。
・抗体、赤血球づくりに不可欠。
・インスリンの合成にはたらく。
・腸内細菌によって体内で合成される。




◆過剰症


心配ない。一日200mg〜500mgの大量摂取では、神経系の障害が出る可能性はあ る。




◆性質


水溶性。酸性でやや安定。中性、アルカり性、光に弱い。




★B6は、タンパク質を構成するアミノ酸を作ったり、分解したりするときに必要。

神経細胞が分泌する神経伝達物質の合成にも必須だ。

脂肪の代謝を手助けしたり、皮膚炎を予防したり、免疫力を高めてアレルギー を抑えたりする働きもある。



B群ビタミンの一  種。

ビタミンB6はピリドキシソ,ピリド  キサル,ピリドキサミソの3種類の化合物 を含めた言葉である。

この3種類の化合物 は生体内ですべてピリドキサルリン酸の形 に変換して補酵素としての活性を示すよう になる。

このピリドキサルリン酸を補酵素  とする酵素群のことをビクミソB6。酵素とい  うが,多様性に富んでいるが大部分がアミ ノ酸代謝、すなわちアミノ酸から糖質,脂質へ, また逆に糖質,脂質からアミノ酸へ  という転換に関係しているものである。

又, 神経伝達物質GABA(r−アミノ酪酸)の生成にも関与している。

ビタミンB6欠乏症は食欲不振,吐気,口唇炎,口内炎,舌炎 皮膚炎,貧血などを呈する。

乳幼児では痙れんなどの神経障害をきたす。



★ ビタミンB6はタンパク質の代謝に不可欠です。

タンパク質に含まれているアミノ酸を合成したり、分解を促す補酵素の 役割をしています。

発育促進や生殖機能を活性化させるので、発育期の子供や妊娠期にはとくに必要です。

神経伝達物質の生成にも関与し、神経機能の維持に関係しています。

 不足すると、アミノ酸の代謝がうまくできずタンパク質の合成を阻害し、

皮膚や肌、髪にも影響します。

また、ビタミンB6は、免疫機能を正常に保つため、抗アレルギー作用も認められています。

湿疹やじんましんなどのアレルギー症状はB6の欠乏によることがままあります。

アレルギーの原因はさまざまです。

B6不足がすべての要因というわけではありませんが、

摂取を続けていれば軽減される症状もあるようです。

 生理前の女性のイライラやゆううつは「生理前緊張症(PMS)」と言われ、

これに悩む女性が増加しています。

B6はこれらの症状の緩和にも役立ちます。

ピルを常用している人は、不足がちになるので注意を。

妊娠中のつわりの時期も、通常より多めに摂るとよいでしょう。

つわりは、B6不足によるアミノ酸の一種のトリブトファンの代謝異常が要因にあげられています。

 タンパク質の摂取量が多い人ほど、B6も多く必要です。

高タンパク合成(プロティン)を利用する人はB6の摂取にも配慮しましょう。



★欠乏しやすい人


B6は腸内細菌によって含合成されることもあり、一般には欠乏症はおこりにくいといわ れます。

しかし、抗生物質を長期間服用している人は、腸内細菌の育成が妨げられ、欠乏 症がおこることがあります。

また、妊娠中はホルモンの関係で需要が増し、欠乏しやすく なります。

避妊薬のピル常用者も同様です。

B2不足でもB6の利用が妨げられます。

と りだめはできないので、毎日、補給しましょう。



★生理前の不快症状やつわりに効く女性のビタミン


 生理前の憂うつ、イライラ、肩こり、腰痛など、月経前緊張症はつらいものです。これ は、ホルモンのアンバランスが原因のひとつになっています。

生理の前後には、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが交替しますが、うまく交替できないとさまざまな不快症状がおこります。

ビタミンB6は卵胞ホルモンの代謝にはたらき、不快な症状を緩和してくれます。

 妊娠初期におこるつわりにもB6が効果があります。

つわりがおこるのは、タンパク質 のアミノ酸の一種トリプトファンの代謝がうまくいかないためだといわれています。

B6 はアミノ酸の代謝を正常にして、つわりを軽くしてくれます。

 妊娠時はB6の需要が増 します。たっぷりと補給しましょう。

B6は脳神経の発達にも重要ですから、赤ちゃんの ためにも不足させてはならないビタミンです。






下の場所へ、リンク設定をしています。





★ビタミンB6を多く含む食品


一食分/単位mg


まぐろ80g・・・・0.68

さんま100g・・・0.57

さけ80g・・・・・0.512

さば80g・・・・・0.456

牛レバー50g・・・0.445

いわし100g・・・0.44

豚もも肉80g・・・0.392

バナナ100g・・・0.38

鯛70g・・・・・・0.378

鶏レバー50g・・・0.325

にしん70g・・・・0.294

さつまいも100g・0.24



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