身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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さつまいも





◆(薬効)


・便秘

・シミ

・ソバカス

・風邪の予防




○ヒルガオ科 

○一年中出回っているが、旬は9〜11月。 

○コロンブスがアメリカか らスペインに持ち帰って広まった。




●ビタミンCの含有童は夏みかんに匹敵


17世紀のはじめに、ポルトガル人によって薩摩の国(鹿児島県)にもたらされたので、 この名前があります。

「カライモ」「カンショ」とも呼ばれます。日本では江戸時代に青 木昆陽が全国に普及させました。
本来は暖かい風土の作物ですが、いまでは日本全国、北 海道にまで広がっています。

でんぷんと糖分を大量に含んでいるため、食べると甘く、ホ クホクしていて大変おいしいものです。
晩秋から冬にかけて、おやつに食べる焼きいもの 味は、女性ならずとも捨てがたいものがあります。
もちろん、おかずとしても、煮る、蒸 す、揚げると、どんな料理にも利用できる便利な野菜です。
栄養面で見ると、ビタミンC とカルシウムの多いことが目立っています。
ビタミンCは100g中30mgと、夏みか んなみの豊富さ。
また、カルシウムは100g中32mgと、野菜の中ではこれも多いほ うです。黄色で甘くホクホクした味わいの金時には、カロチンもたっぷり含まれています。
また、セルロース(食物繊維)の多いことも特徴のひとつでしょう。




●貯蔵ものは甘みがあって、かえっておいしい


旬は9〜11月。

しかし最近は、貯蔵技術が完備してきたため、年間を通して買うことが できます。

冬場に出回るものは貯蔵ものですが、鮮度がやや落ちるぶん、水分が抜けて糖 度が増すため、かえって甘くおいしくなります。
選ぶときのポイントは、皮の光沢と太り 具合です。皮がなめらかでつやのあるもの、さわってみてやわらかくないもの、皮の一部 が黒くなっていないものを選びます。
細いものより太いもののほうが味がいいので、値段 も高くなります。保存は寒さを嫌うので、15度以下の場所に長期間置くことは避けてく ださい。




●緩下成分のヤラピンが便秘に効く


さつまいもを食べると便秘に効きます。
セルロースが腸を刺激して働きを活発にさせると ともに、ヤラピンという緩下成分が、便の排泄を促すからです。

黄色種のさつまいもに含 まれるカロチンは、体内でビタミンAとなります。
ビタミンAは夜盲症を予防し、視力の 低下を防ぐのに効果があります。
ビタミンCも豊富ですから、常食すれば美容効果も期待 できます。メラニン色素の沈着をおさえ、シミ、ソバカスを防ぎ、皮膚をなめらかにして くれます。かぜの予防にもさつまいもは効きます。
ビタミンCは白血球の抵抗力を高め、 かぜにかかりにくくする働きがあります。また、血液中のコレステロールを減少させる作 用もあるので、動脈硬化が心配な中高年の人にもぴったりです。

なお、さつまいもを食べ すぎると胸やけがすることがあります、これはでんぷんが多く含まれているからです。そ の場合は、マーガリンを塗って食べるか、あとで大根おろしを別に食べるとよいでしょう。









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