身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ブタニク「豚肉」
◆食欲不振/夏バテ/解熱/解毒
◆牛肉の10倍のビタミンB1があり、夏バテや夏場の健康維持に、最適の
肉。
●中国では5000年前から食用にされている
野生のイノシシを家畜用に改良した豚は、人類が家畜として飼うようになった動物のなか
でも、もっとも古いもののひとつです。
中国では5000年も前から飼っていたという記
録がありますし、古代ギリシャでも豚を飼っていたようです。日本では明治になってから
豚を飼いはじめ、牛肉とともに広く食べられるようになりました。
日本に入ったのは南か
らで、最初に琉球、ついで薩摩へと伝わったようです。
沖縄料理に豚を使ったものが多い
のは、よくご存じでしょう。
ほぼ世界じゅうで食べられ、その品種も数十種にものぼりま
す。
日本で食べられているのは、ヨークシャー、バークシャー種が中心。最近は品種改良
が進み、身が多い昧のよい品種をつくりだしています。神奈川、千葉、埼玉、愛知、群
馬など、比較的都市近郊地域が産地となっています。
●どんな料理にも合い、味のよい豚肉
豚肉はいろいろな料理に合います。洋風ならステーキやシチューにしてもよいし、中国風
なら酢豚、和風ならトンカツ、豚汁…とその料理法もじつに豊富です。
パイナップルやり
んごなどのくだものとも合い、両者の昧をひきたたせるのも豚肉の特色です。とくに、中
国料理や沖縄料理では、豚肉をおいしく、しかもフルに利用する料理術が進んでいます。
こうした各地の知恵は、もっともっと私たちの食卓にもとり入れたいものです。
●肉は淡紅色で、脂肪部分は白いほど新鮮
豚肉の選別のしかたは、なんといっても色。
淡紅色で、身がしまり、つやがあるものが新
しくて品質もよいのです。
ただし、色があまり鮮やかすぎるのはさけたほうが賢明でしょ
う。
脂肪の部位は色が白いほど上質。黄ばんでいるものは古くなっている証拠です。
牛肉
などにくらべると、豚肉は寄生虫がつきやいので、生で食べるのは厳禁。よく火をとおし
から食べましょう。
●牛肉の10倍ものビタミンB1を含む
豚肉は100g中21.5gのたんばく質を含んでいます。
たんぱく質は細胞に活力をあ
たえ、老化を防止するのに役にたちます。
豚肉はいかにも脂肪が多そうですが、肉質じた
いは、じつは牛肉よりも脂肪は少ないのです。
豚肉の特徴はビタミンB1が多いこと。
牛
肉とくらべると、約10倍ものビタミンB1を含んでいるのです。
豚肉の赤身肉を150
g食べれば、成人が1日に必要とするビタミンB1の量をまかなえるという。
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