身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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イワシ
◆(効用)
動脈硬化
脳卒中
老人性痴呆症
味覚障害
口内炎
口角炎
貧血の予防と改善
◆(栄養素)
タンパク質
ビタミンB2
ビタミンD
ナイアシン
カリウム
亜鉛
タウリン
IPA
DH
A
「丸干し」
カルシウム
鉄
●頭のよくなる魚
最近、見直されつつあるようですが、かつてはイワシといえば「安っぽい大衆魚」の代表
選手でした。
けれども、イワシは、かの紫式部も大好物だったというほど、おいしい魚。
加えて安価とくれば、食べない手はありません。
また、良質のたんぱく源であることはも
とより、ビタミンやタウリンなども多く含む、栄養的にも非常に優秀な魚といえるのです
。
さらに、イワシは、血液の流れをよくして脳血栓などを防ぐ働きがある、IPAやD
HAを多く含んでいます。
これらは特に、イワシやサバ、サンマ、マグロなどの、いわゆ
る青背の魚に多く、例えばイワシには、サケなどと比べてみても、二倍強ものDHAが含
まれているのです(サケ100g中820mg、イワシ100g中2122mg)このD
HAは、脳の形成と成長に欠かせない物質で、胎児の時期から一生をつうじてとり続ける
必要があります。
乳幼児の時期に、イワシなどの青背の魚をたくさん食べると、脳細胞の
順調な成長が期待できるでしょう。
そして、成人にとっても、脳細胞を充実させてくれる
DHAが豊富なイワシは、必須食品なのです。
また、最近では、このDHAが脳血栓を
防ぐことから、老人性痴呆症の予防に効果があると考えられています。
●干物はミネラルの宝庫
イワシは日本人にとって、古くからなじみの深い魚です。
イワシのことわざも多く、節分
にはイワシの頭と柊を戸口にさすなど、生活習慣に深く根づいています。
古くから食べら
れているだけあって、イワシにはさまざまな加工品があります。
田作りは祝儀用につくら
れますが、イワシの稚魚を素干しにしたもの。
たたみいわしは、カタクチイワシの稚魚を
すいて干したものです。
しらす干し、ちりめんじゃこも、イワシが原科となっています。
いずれも、不足しがちなカルシウム、鉄分などのミネラルを豊富にとることができます。
●種類と見分け方
イワシと総称されますが、一般的にはマイワシと、干物などに加工されるウルメイワシ、
カタクチイワシの三種にわけられます。
秋から冬にかけてが、脂ものって、おいしく食べ
られます。身がピンと張って太ったものを選びましょう。
●食べ方のポイント
刺し身や焼きもの、つみれ、フライなどにして。また、IPAやDHAを多く含むので、
酸化を防ぐ働きのあるビタミンEと食べることをおすすめします。
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