身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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虚血性心疾患
心臓の筋肉(心筋)に酸素と栄養を補給している血管(冠状動脈)に動脈硬化がおこり、
心筋が酸素不足になって発作がおきる病気です。
虚血性心疾患には、狭心症と心筋梗塞が
あります。狭心症は、冠状動脈の動脈硬化で一時的に血液の流れが滞り、発作がおきます
。
発作は締めつけられるような激しい痛みを生じます。痛みは短くて1〜2分、長くても
15分以内に治まるのが特徴です。
心筋梗塞は、動脈硬化で狭くなった冠状動脈に血のか
たまり(血栓)が詰まり、血液の流れがせき止められることによって、発作がおきる病気
です。
この発作は死の恐怖を感じさせるような激しい痛みで、数10分から長いときには
数時間に及ぶことがあります。
食事療法としては、コレステロールや不飽和脂肪酸の多い
肉類や卵はできるだけ控えること、摂取エネルギーが過剰にならないように注意すること
、心筋に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラル類、また食物繊維は充分にとること、塩
分は制限し、砂糖やアルコール・カフェイン飲料を控えることなどを心がけなければなり
ません。
また、高コレステロール血症や高血圧、肥満などを合併している場合が多いので
、それらに対する食事療法も大切です。心臓を健康にするために運動も必要です。医師と
相談して、軽い運動を生活に組み込むようにしましょう。
○虚血性心疾患に効く栄養成分
食物繊維タウリン
ビタミン類(特にC・E・B群)
β‐カロチン
セレン
EPA
D
HA
リノール酸
情報メモ
食物繊維を多く含むオート麦や豆類は、血液中のコレステロールを低下させる効果がある
といわれています。
EPAやDHAを含む魚介類は、虚血性心疾患の予防に有効であると
いう報告があります。
ただし、患者はえびとかにの類は食べすぎないほうがよいとも勧告
されています。
タンパク質源としては穀類と豆類を主にし、魚介類を適量とることが望ま
しいといわれています。
心臓によい運動は、歩くこと、ジョギング、水泳などで、エアロ
ビック、つまり全身の細胞への酸素の供給量を高めるものです。
さらに筋肉に均等緊張を
もたらす運動が最適で、週4回30分間行なうことがすすめられています。習慣的なエア
ロビックな運動は、HDL(善玉コレステロール)値を高め、LDL(悪玉コレステロー
ル)値を下げるという研究報告が多くあります。
アドバイス
外食はできるだけ避けたほうがいいのですが、どうしても外食が多い人は、レストランな
どでは菜食主義者になることです。まとめ食いは心臓への負担を重くします。
毎食、ほぼ
同じ割合で食べ、食事はよくかんで、ゆっくり時間をかけて食べるようにします。
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