身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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DHA(ドコサヘキサエン酸)





★DHAはこんな人におすすめ

血圧・血中コレステロール・中性脂肪などが高めの人。

炎症性疾患がある人。

肉や加工 品をよく食べる人。

痴呆症を予防したい人。

ガンを予防したい人。




★DHAは体内でこんな作用をします


・悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールをふやす。

・脳・神経組織の機能にかかわる。

・血小板の凝集を抑制する。

・血圧を下げる。

・血液中の中性脂肪を滅らす。

・炎症を抑制する。

・抗腫瘍効果がある。

・アラキドン酸の作用を抑制する。




◆過剰症


血液が凝固しにくくなり、出血が止まりにくくなる。




★不飽和脂肪酸とは・・

油脂の主要な構成成分を「脂肪酸」といい、おもに動物性脂肪に多い「飽和脂肪酸」と、

植物性脂肪や青魚にたくさん含まれる「不飽和脂肪酸」に大別されます。

不飽和脂肪酸は構造上の違いで「多価」と「一価」に分かれ、DHA・EPAは「多価不飽和脂肪酸」、

「一価」の代表はオレイン酸(オリーブ油)です。



★イギリスの研究者らが、DHAに知能の働きを促進する作用があると発表し、

“頭がよくなる”として、脚光を浴びることになりました。

ラットを使った実験で、DHAを与えたラットと、与えないラットを迷路に入れると、

DHAを食べたラットのほうが容易に迷路から脱出できたといいます。

★ マグロやイワシ、カツオなどにたっぷり含まれていて、

「マグロの頭がよく売れる」状態がしばらく続いたのは、記憶に新しいところ。

最近では、魚の油を精製してカプセルなどに入れ、EPA、DHA含有精製魚油加工食品として、

いろいろなメーカーから発売されています。

 EPAとDHAともに、中性脂肪や血中コレステロール値の上昇を抑制したり、

血栓症の予防や血圧降下の働きがあるとされています。

血液の流れをよくするので動脈硬化予防にもなるといわれています。

 

DHAは動脈硬化の要因となる悪玉コレステロール(LDL)の作用を防ぐ働きが、EPAより強いといわれます。

★DHAはマグロ、ブリ、サバ、サンマなどに多く含まれます。

新鮮なうちに生食するのが有効です。



◆脳の発育や機能維持をはじめ多様な効果を持つ


DHAはn−3系列の多価不飽和脂肪酸で、植物油などα−リノレン酸を含む食品を摂取 すると、からだの中でEPAを経て合成されます。

また、EPAと同様に魚の脂肪に多く 含まれており、供給源として期待されるのは脂肪の多い魚です。
悪玉コレステロールを減 らし、善玉コレステロールをふやす作用が顕著にみられるほか、現代人がかかりやすいさ まざまな症状、病気を予防、改善する機能があります。




★脳の機能を高める「健脳食」


 DHAは脳をはじめとする神経組織に非常に多く含まれ、脳や神経組織の発育や機能維 持に重要な役割を果しています。

人の脳のニューロンという神経細胞の突起の先端にはD HAが含まれています。

ニューロンの突起がつながって神経回路をつくり、情報伝達を行 ないますが、DHAが不足すると情報伝達がうまくいかなくなり、学習能力や記憶能力に 影響を与えます。

日本の子どもは欧米の子どもより知能指数が高いことが知られていますが、その理由のひ とつは、欧米よりも魚を多く食べているために、DHAの影響で記憶力と学習能力がすぐ れているのではないかとも考えられています。

DHAは、乳幼児の脳の発達や視力の向上 に役立っており、DHAが欠乏すると発育に支障をきたすことがわかっています。
また、 老化に伴う学習能力の低下、視力の低下などに関する研究も進んでおり、アルツハイマー 型老人性痴呆症の改善にも役立つものとみられています。

伝統的に魚食民族であった日本 人も、現在は肉類からの脂肪摂取がふえ、魚からのDHAやEPAの摂取が減っています 。

健康を考えると、肉と魚の摂取バランスを見直す必要がありそうです



下の場所へ、リンク設定をしています。




DHAを多く含む食品


100g中/単位g


まぐろ(トロ)・・・2.9

すじこ・・・・・・・2.2

マダイ(養殖)・・・1.8

ぶり・・・・・・・・1.8

さば・・・・・・・・1.8

はまち(養殖)・・・1.8

はも・・・・・・・・1.5

うなぎ蒲焼き・・・・1.5

きんき・・・・・・・1.5

さんま・・・・・・・1.4

さわら・・・・・・・1.2

まいわし・・・・・・1.1







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