身体に効く栄養成分・食材・調理方法
Welcome
Welcome


EPA(エイコサペンタエン酸)





★EPAはこんな人におすすめ


血圧・コレステロール・中性脂肪などが高めの人。

アトピー性皮膚炎などアレルギー症状 がある人。

炎症性疾患がある人。

肉や加工品を多く食べる人。




★EPAは体内でこんな作用をします

・血小板の凝集を抑制する。

・血栓を溶解させる。

・血管を拡張する。

・悪玉コレステロールを滅らし、善玉コレステロールをふやす。

・血液中の中性脂肪を滅らす。

・抗がん効果がある。

・アラキドン酸の作用を抑制する。




◆過剰症


血液が凝固しにくくなり、出血が止まりにくくなる。




★不飽和脂肪酸とは・・

油脂の主要な構成成分を「脂肪酸」といい、おもに動物性脂肪に多い「飽和脂肪酸」と、

植物性脂肪や青魚にたくさん含まれる「不飽和脂肪酸」に大別されます。

不飽和脂肪酸は構造上の違いで「多価」と「一価」に分かれ、

DHA・EPAは「多価不飽和脂肪酸」、「一価」の代表はオレイン酸(オリーブ油)です。



★ EPAはイコサペンタエン酸、DHAはドコサヘキサエン酸という脂肪酸のことで、

どちらも魚油に多く含まれる高度の不飽和脂肪酸です。

EPAが注目されるようになったのは、1970年代、デンマークの医師により

イヌイット人(エスキモー)対象の調査が行われ、その結果は世界中の注目を集めました。

 イヌイットの人たちが、デンマーク人に比較して脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化などの血栓症にかかるケースが少なく、

それは、彼らが魚やアザラシをよく食べ、それらに含まれる高度の不飽和脂肪酸に薬効が認められたためです。

★ マグロやイワシ、カツオなどにたっぷり含まれていて、

「マグロの頭がよく売れる」状態がしばらく続いたのは、記憶に新しいところ。

最近では、魚の油を精製してカプセルなどに入れ、EPA、DHA含有精製魚油加工食品として、

いろいろなメーカーから発売されています。

 EPAとDHAともに、中性脂肪や血中コレステロール値の上昇を抑制したり、

血栓症の予防や血圧降下の働きがあるとされています。

血液の流れをよくするので動脈硬化予防にもなるといわれています。

★ EPAは、血栓症予防、中性脂肪値を抑制する効果が強いといいます。

実際、治療薬として、高脂血症などに用いられています。

ただし、過剰に摂取すると血液が凝固しにくくなります。

普段の食事で摂る場合は大丈夫ですが、サブリメントでは摂取量を守ることが大事です。

EPAはハマチ、サンマ、イワシ、マグロ、新鮮なうちに生食するのが有効です。

★EPAはn−3系列の多価不飽和脂肪酸で、国際的にはIPAの呼び名が一般的です。

食品からとらなければ人間の体内ではつくることができません。

植物油などα−リノレン 酸を含む食品を摂取すると、体内ではEPAに変わります。
そのほかに魚の脂肪に多く含 まれ、EPAとしてのおもな供給源は脂肪の多い魚です。
抗血栓、コレステロール低下な どの作用によって、多くの成人病の予防、改善に効果があることが解明されています。







◆効果的なとり方


EPAは、魚の脂肪に含まれる成分ですから、あっさりした白身魚より、いわし、さんま 、さばのような脂肪の多い魚に多く含まれる。

まぐろの刺身なら赤身よりとろ、中とろが 効果的。

調埋法では、脂肪を外に逃がさないという理由で刺身が最良。

煮魚、グラタンど も悪くない。

高温で加熱して脂肪分を溶け出させてしまう揚げ物はあまり好ましくない

体 内で酸化して過酸化水素ができるのを防ぐため、β−カロチンの多い縁黄色野菜といっし  よにとると効果的。


下の場所へ、リンク設定をしています。




EPAを多く含む食品(100g中/g)


すじこ・・・・・・・・1.9

はまち(養殖)・・・1.5

きじき「きんき」・・・1.5

まいわし・・・・・・1.4

身欠きにしん・・・・1.3

ホンマグロ「トロ」・1.3

サバ・・・・・・・・1.2

マダイ「養殖」・・・1.1

ぶり・・・・・・・・0.9

うなぎ蒲焼き・・・・0.9

さんま・・・・・・・0.8

このしろ・・・・・・0.7







左側のフレーム内にmenuが表示されている場合は、
使用しないで下さい。
TOPに戻る