身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ビタミンB12





★効能

正常な赤血球を生成するために不可欠、

神経系を正常に働くようにし、記憶力・集中力の低下を防ぐ



★「栄養機能表示」として認められる表示

「ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。」



★注意喚起表示

「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

1日の目安量を守ってください。」



★不足すると

悪性貧血による全身倦怠、脱力感、下痢や食欲不振、長期にわたると神経障害も



★多く含む食品

煮干し、丸干し、スジコ、タラコ、アサリ、シジミなど



★所要量

18歳以上男女2.4ug、

妊婦・授乳婦+0.2ug、




★ビタミンB12はこんな人におすすめ


食事が野菜に偏りがちな人。妊婦。授乳期。悪性貧血の人。胃を手術した人。




★ビタミンB12は体内でこんな作用をします


・葉酸と協力しあって赤血球の産生にはたらく。
・神経細胞内のタンパク質や脂質、核酸の合成を助け、神経系を正常にはたらかせる。
・葉酸の再利用を助ける。
・肝臓に貯蔵される。




◆過剰症


心配はない。




◆性質


水溶性。弱酸性で安定し、強酸性、アルカり性、光で分解される。




★B12は、葉酸とともに赤血球のヘモグロビンの合成を助けるため、悪性貧血の予防、神経のはたらきにも不可欠です。

神経細胞のタンパク質を合成して、その機能を正しく発揮させる力もある。

体内時計を整えてくれるので、不眠や時差ボケの解消にも効き目アリ。

B群ビタミンの 一種。

通常,ビタミンB12 と呼はれている  物質は最も早く発見され結晶化されたシア  ノコバラミンのことである。

酵素反応に関 与しているのはアデノシルコノミラミソ,メ  チルコノミラミンの補酵素型ビタミンB12で ある。

ビタミンB12は胃粘膜より分泌され る内因子というたんばく質と結合して吸収 される。

 ビタミンB12欠乏症として悪性貧 血があるが,これはビタミンB12そのもの が欠乏しているためではなく,内因子が分 泌されないことによるものが多い。



★ビタミンB12はタンパク質の代謝に関係していて、正常な赤血球を生成するた めに必要です。

不足すると、巨赤芽球という異常な赤血球ができ、貧血を起こしてしまいます。

女性の貧血の原因には鉄不足が多いのですが、B12で起きる貧血は鉄不足の貧血より厄介で“悪性貧血”と呼ばれます。

 赤い色をしていて、「赤いビタミン」の異名もあるビタミンB12は、

葉酸とともに遺伝子形成のもとである核酸の合成に役立っています。

脊髄で赤血球を作るのに不可欠で、細胞分裂を活性化させるので、

あれた胃の粘膜の再生などにも効果があります。

 さらに神経系を元気に保つ役割があることもわかっています。

神経細胞は表面が脂質で覆われており、B12はこの脂質を生成しています。

足りないと疲れやすくなったり、神経がピリピリしたり、手や足にしぴれやせん痛

(刺すようなするどい痛み)が起きることがあります。

腰痛や肩こりといった末梢神経のトラブルの修正にも役立ちます。

 動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす危険因子として「ホモシスティン」が注目されています。

ホモシスティンは血液中に存在する物質で、加齢とともに増加します。

この濃度が高いと前述のような病気へのリスクもアップするのです。

アミノ酸の一種のメチオニンは肝臓の機能を高めるものとしておなじみですが、

メチオニンの代謝(分解)に異常が起きると、血液中にホモシステインがたくさんたまってしまいます。

メチオニンの代謝をスムーズにさせるには、B12をはじめB6、葉酸を摂ることが必要とされています。

 ビタミンB12は動物性の食品で、魚介類に多く含まれています。

胃腸が弱い人は、B12を摂っても吸収されにくいことがあるので要注意です。



★よほど偏食をしないかぎり、ビタミンB12不足はおこりません。

実際、貧血の約90%は鉄欠乏性のものです。

気をつけたいのは、胃を手術した人です。胃から分泌されるタ ンパク質の一種がないとB12は吸収されません。
胃を切除した人は、薬剤で補給しない といけません。

高齢者で吸収が悪くなっている人も同様です。B12は動物性食品にしか 含まれていませんから、菜食主義の人も欠乏が心配です。



 最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかかわっていることがわかってきまし た。 

不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意志で起きたり、眠ったり できなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねません。

そこで、 試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考 えられています。
 海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を 試してみてはいかがでしょう。





下の場所へ、リンク設定をしています。






★ビタミンB12を多く含む食品


一食分/単位ug


あさり30g・・・59.6

かき(貝)70g・27.23

牛レバー50g・・26.5

鶏レバー50g・・22.2

豚レバー50g・・12.6

しじみ20g・・・12.48

にしん70g・・・12.3

すじこ20g・・・10.8

さんま100g・・10.5

いわし80g・・・7.6

さば80g・・・・7.2

たらこ40g・・・7.2





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