身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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葉酸







★効能

悪性貧血の予防、胎児の神経管閉鎖障害の予防



★「栄養機能表示」として認められる表示

「葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です.

葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。」



★注意喚起表示

「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

1日の目安量を守ってください。」

「本品は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、多量摂取により胎児の発育力がよくなるものではありません。」



★不足すると

貧血症、神経管閉鎖障害



★多く含む食品

ホウレンソウ、ブロッコリー、芽キヤヘツ、モロヘイヤ、ヒヨコマメ、レバーなど



★所要量

15歳以上男女200ug

妊婦+200ug、

授乳婦+80ug

[許容上限摂取量=いずれも1.000ug〕

これを廼えると、B12の欠乏症である「巨赤芽球貧血」の診断をしにくくするが、

健康な人の場合は、まず過剰症の心配はないといえる.



★ONE POINT MEMO  厚生労働省では妊娠を計画中およ  び妊娠初期の女性に1日400ugの  摂取を薦めています。 食品からの摂取に加え、あとはサプリメント で。アメリカでは800ug摂取を奨 励しています。


★葉酸はこんな人におすすめ


妊婦。
授乳婦。
貧血気味の人。
飲酒量の多い人。
ピルやアスピリンを飲んでいる人。
野菜 の嫌いな人。



◆光に注意!


葉酸は光に当たると破壊されてしまう。保存するときは日光を避けること。




★葉酸は体内でこんな作用をします


・ビタミンB12と協力しあい、赤血球の産生にはたらく。

・タンパク質と核酸(DNA、RNA)の合成にはたらき、からだの細胞分裂、発育を促 す。

・抗体の産生にはたらく。

・腸内細菌によって合成される。



◆過剰症


心配ない。



◆性質


弱アルカリ性では、熱に安定、弱酸性では熱に弱い。酸素、光に弱い。





★B12とともに造血にはたらく水溶性のビタミンで、貧血を 予防します。

新しい赤血球がつくられるときに葉酸が必要です。

不足すると,正常な赤血球が作られず悪性貧血になります。

タンパク質の合成にはたらく葉酸は、細胞が新 しくつくり出される場に必須です。

不足すると腸管粘膜は、潰瘍になりやすいと言われています。

口や舌も不足の影響が早く出やすく、口内炎になりやすくなります。

また、貧血が大人より子どもにおこりやすいの は、成長のために葉酸が消費されるためです。



 妊娠中や授乳中は、特に葉酸は大切です。

葉酸は、タンパク質や核酸の合成にはたらい て、発育を促します。

核酸というのはDNAやRNAのことで、細胞の核の中にあって遺 伝情報を保存し、遺伝情報のとおりにからだをつくっていく指令を出すところ、いわば、 生命の根幹です。

妊娠中、授乳中に不足すると、胎児では脳神経に障害が出たり、赤ちゃ んの発育に大きな影響を及ぼします。

妊娠中や授乳中の女性は、アメリカの場合で1日の所要量は400u gです。

妊婦はこの2倍は必要だといわれています。

お酒を大量に飲む人、アスピリンや 避妊薬のピルを飲んでいる人も欠乏しやすくなりますので、充分な摂取を心がけましょう。

ビタミンはからだの中で協力しあってはたらいています。

葉酸と開係の深いのはビタミン B12です。

ともに悪性貧血を防いだり、葉酸が遺伝情報を伝える成分を合成するとき、 B12が協力関係にあります。

また、葉酸がからだの中で活躍できるのは 、ビタミンCによって活性型に変換されるからなのです。

 健康や美容のためにビタミン剤を飲む人がいますが、一種だけを大量にとると、思いがけない落とし穴があります。

ビタミンCの大量摂取は、葉酸の排泄量を ふやします。

1日にCを2g以上とっている人は、葉酸の摂取量もふやさないと欠乏が心 配です。

★葉酸は名前が示すように、植物の葉緑素にたっぷり含まれ、タンパク質の代謝を助け、

核酸の合成に働きます。

ビタミンB12とともに正常な赤血球を作る役目をし、貧血を防ぎます。

 また、血液中に蓄積されるホモシステインを減らし、動脈硬化や心臓病を予防します。

 葉酸は妊娠初期、または妊娠を計画している女性に積極的に摂取が薦められているビタミンです。

妊娠初期は胎児の細胞分裂がさかんに行われます。

細胞を増加させるのに不可欠なDNAなどの生成に、葉酸は欠かせないビタミンなのです。

とくに「神経管閉鎖障害」という先天異常は、葉酸を摂ることで、その発生率を低減できるという報告が、欧米などから続いています。

この障害は脳や脊髄などの神経管が作られる妊娠4、5週に生じます。

国内では生まれた赤ちゃんの1万人に6人程度の割合で発症します。

神経管の閉鎖傷害が起きる場所により、「二分脊髄」や「無脳症」にもなります。

無脳症になると流産や死産の可能性も出てきます。







下の場所へ、リンク設定をしています。




★葉酸を多く含む食品


一食分/単位ug


牛レバー50g・・・・150

豚レバー50g・・・・108

牛肉80g・・・・・・105

ほうれんそう50g・・99

豚肉80g・・・・・・81

じゃがいも50g・・・79

大豆30g・・・・・・59

アスパラガス40g・・37

いんげん豆30g・・・36

さつまいも100g・・36

ブロッコリー40g・・31

メロン100g・・・・30









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