旅行1日目 Part2
出国〜ホテル到着


出国〜ホテル到着
 イタリア人のお医者さんと別れた後、台北行きのチャイナエアに乗りました。台北までは2時間半の空の旅、名古屋空港で大事故を起こしているだけに離発着の時には神経を使いました。事故の時と同じエアバスだしね。
 ぼくの心配をよそに飛行機は順調に台北へ向けて飛んでいます。機内サービスは朝食の機内食が魚か肉かの選択。お肉を選んだんだけど余り美味しくない・・。窓側の席に座っていたので眼下には紀伊半島が見えました。
 飛行機の中はガラガラ・・・後ろ1/3だけ満席で(三重県のN協ツアーのおじさんおばさん達でした。香港へ行くようでした)そこより前はぽつぽつでした。やっぱりツアーが安い時期って乗る人が少ないんですね。

 さて、台北で香港行きの飛行機に乗り換えるのですが今度はB747-400でほぼ満席。 先ほどとは訳が違いましたね。
 先ほどのN協ツアーの方々も乗り換えのため搭乗ゲートの待合室に集まっています。その人たち以外はほとんど台湾人か香港人でした。待合室で見ていると・・・バックスバニーの大きなぬいぐるみを抱えた女の人や何か大きなぬいぐるみを背負った女の人とか結構居ました・・・。

 待合室で座っていた席の背面にいた母子と飛行機内で隣になりました。良くあるんですよね、待合室で近くにいた人が飛行機でも近くに座ることって。この方は何年かカナダに住んでいたみたいで赤ちゃんはカナダ生まれなんだそうです。あと、4歳ぐらいの男の子をつれて香港へ行くところのようでした。
 機内では赤ちゃんの世話とか大変そうでぼくの通路担当のスチュワーデスさんも結構気を使っていました。ぼくも少しだけあやしたりしましたが。
 台北から香港までは1時間ちょい。あっという間なんだけど機内食が出るんですよね。食べなかったんですけど・・・。機内食に付いていたパックジュースだけ貰ってあとでホテルで飲んでみたんですが・・ミックスジュースのようでセロリの味がすごくして嫌でした・・。

 香港の空港は新しくて広い。もっと迷うのかと思ったけどすぐに入国できた。でも鞄がなかなか出てこなくてね・・・結構待たされました。
 今回の旅行は送迎付なので、空港内で当座のお金は両替しませんでした。結果としてしなくて正解でした。
 やっと荷物を取って出口を出て現地係員を探したんだけどね・・・なかなか見つからないのです。Part1でも書きましたが名古屋空港でチケットを受け取る時に香港の空港でどうやって落ち合うかって言う話は全く無く、どんな人が居るのかとか何時に居るのかとか全く解らない訳です・・本当に困りました。
 香港の空港は荷物を受け取った後、出口が2個所有ってAGATEとBGATEがあります。ぼくの飛行機が着いた側の最寄り側の出口がAだったですが、ひょっとしてBの方へ行くのかなあ??とかいろいろ迷いながらも現地係員を探しました。
 結局、10分ぐらい待って眼鏡かけた香港人の現地係員が声を掛けてくれてやっと合流。同じ送迎バスを使う人たちはみんなBGATEの方に到着したらしくてそっちに移動。
 旅行前に聞いてはいたんだけど送迎や市内観光は他の旅行会社のツアーを利用した人と同じになるって。
 これはどういう事かっていうと、ABとかで添乗員無しのツアーで現地係員って書いてあるのがありますよね?あの現地係員っていうのは香港の場合現地の旅行会社が一手に引き受けて世話をしている様でした。(もちろん会社によって違うと思います)
香港旅行がエアーとホテルを別に取った場合に比べてかなり安いのはこの辺にからくりがあるんです。
 最終的に解ったのはぼくが使ったIACEのほかHIS、日本旅行、新日本トラベル他のツアー利用者の送迎、市内観光等を東洋旅行社って言う香港の大手旅行会社にすべて任せているようでした。ですから、市内観光はいくつかの旅行会社のツアーの参加者と同じバスで市内観光をした訳です。ですから僕が一人旅でも送迎付ですし、市内観光も必須で参加なんです。

 本当に日本の旅行会社が現地法人を置いて面倒を見ていそうなのがJTBと名鉄観光。というのはJTBとかパノラマツアー(名鉄)と自社のロゴの入った観光バスを持っていて市内観光とかしてたから。(バスはそうでも中身はちがうかもしれないけど)

 ホテルまでの送迎バスの中で現地係員の代表の様な人が香港の治安とかここ数日の天気の話とか飲み水の話とかチップの話とか両替の話とか基本的な話を説明します。明日の市内観光に同行する現地係員(東洋旅行社の社員、みんな香港人)はみんな同乗していて明日の市内観光の打ち合わせをしたりしました。

 香港人の香港人たるところを初めて体験したのはこの時・・バスの中での両替。
 香港の基本的な話の中で両替の話に差し掛かった時、バスの中で両替をしますって言う訳です。レートは1HK$=14円。だから711$=10000円。バスの中で盛んに両替所とか銀行は手数料を取るからこのレートは良心的だとか言う訳です。今日しか両替しませんとかいうし、事前に新聞でレートを見た時大体14円だったからまあ、 1万円ぐらい変えておこうかなって、ふらふらっと両替をしてしまいました。
 あとで、分かるんだけどこのレート悪くないけどものすごく良いという訳でもないんですよね。(この話はコラム・両替の話をお読み下さい。)ショックだったね・・・500円ぐらいは損した。
 そうこうしているうちにバスは市内に入りました。泊まるホテルはみんな違うので順番におろしていくのです。初めて見る香港の街の感想は単に「ああ、香港に来たのね」って少し思っただけでした。空港に着いた時にはまったく海外に来たって感じがしなかったんですよね。
 ぼくの泊まるホテルは僕しか居なかったので一人でチェックイン。現地係員が来てチェックインの手続きをしてくれました。というかバウチャーは彼らが持っているんです。やっと、荷物を置いて一服です。


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