旅行2日目 Part1
ツアーの市内観光


市内観光編 ホテル〜レパルスベイ

 2日目はこのツアーの目玉?(或意味目玉か・・)となっている市内観光から始まる。と、その前にホテルの朝食について軽く触れておこう。僕の泊まったホテルでは朝食は中・洋折衷のバイキングスタイルであった。朝から春巻だの脂っこい物は食べたくなかったのでトーストとコーヒーにスクランブルエッグを少々という至って香港とは無縁な朝食であった。(3日目からは変えましたが)
 さて、前日の打ち合わせで現地係員の黄(こう)さんから「8時にはホテルのロビーに降りて来てください。」との事だったので少し早めにロビーで待機、ちなみに今回のツアーでこのホテルを利用しているのは僕のみでした、他の日本人も見かけませんでしたが。しばらくすると黄さんがやってきて、「泊まったホテルの前の道は一方通行なのでバスを入れるのは次の目的地の関係でだめ。」ということで少し歩いたところでバスに乗ることに。その後、尖沙咀地区のホテルを3軒ほど回って最終的に18人の参加者を乗せた。もちろん複数の旅行会社で香港ツアーを申し込んだ方々である。18人の内訳は僕を含め男性2名女性16名、このうち同世代だと思われる人はこのうち11人、年配の方は7人であった。当然相互に面識がある訳ではなく話が弾む訳ではない・・・。学生のグループや家族で来たと思われるグループおばさんのグループなど統一性の無い構成であった。もちろん一人旅は僕のみである。そして今日この一日観光を案内するのが黄さんをはじめ3名。うち一名は写真屋である・・・。このチューヤンに似た写真屋が結構曲者だったりする。ちなみに彼の名は「超一流」だと現地係員の黄さんは紹介した。香港では良くある名前だとも・・・。だが、恐らくうけねらいの冗談だとおもう。

 バスは九龍半島と香港島を結ぶ海底トンネルを通って最初の目的地「レパルスベイ」(淺水灣)へ。「レパルスベイ」は香港島の裏側のいわゆる高級住宅地にあるビーチである。
 日本でツアーを申し込む時に市内観光はどこをまわるのかと言うことを聞いたのだが、現地係員次第とのことだった。空港からホテルへの送迎の時に僕担当だった現地係員の女の子にどこへ行くのか尋ねても余りはっきりした答えは得られなかった。であるからバスに乗って初めて行く場所が分かった次第である。今日の市内観光は午前中に香港島を回り午後からは半島側でショッピングという日程であった。すべてが終わると4時ぐらいとの説明がなされた。

 このレパスルベイは年賀状用の写真撮影スポット第一候補だったので市内観光でいきなり回ってくれたのは嬉しい。ここには天后廟という縁起の良い物が勢揃いしたような場所があり、ここに噂の龍のモニュメントが有るのである。この写真に有るような龍のモニュメントのほかにも「龍皇賀寿」と入ったもの、橋の欄干や通路、廟の前などに龍のモニュメントがありまさに龍づくし。年賀状の写真を撮るにふさわしい場所であった。このほかにも触ると金運が付くものとか、結婚運が上がるものとか、渡ると寿命が延びるという橋とかあり、本当に縁起のよいもの大集合といった所である。

 さて、先ほど結構曲者と書いた写真屋がここで暗躍する。まず、レパルスベイに到着した後、現地係員黄さんの号令のもと廟の前で全体写真を撮影することになった。まあ、ありがちな光景である。この段階では恐らくこの写真を最後に売るんだろうなとも予想できた。しかしだ・・、全体写真を撮った後30分ほど自由散策になった訳だがここで彼はひたすら写真を撮りまくっていた。ツアー参加者に声を掛けては「ここでポーズをとってくださいとか」何気に言うのである。僕は一人で参加であったのと肝心の龍のモニュメントの前での写真撮影という大きな仕事が有ったので、写真屋の自称「超一流」を呼び寄せ自分のカメラで龍のモニュメントの前で写真を撮ってもらった。だが彼は抜け目が無かった・・、目的の龍との2Shot写真を撮りおわったという一瞬の心の隙を突いて、「今度は僕がとってあげましょう」(と日本語で言った訳ではないが)この辺に立ってくださいと腕をつかんで立ち位置を決めた後、さっさと写真を撮ってしまった。(この写真はあとで半強制的に買わされてしまった。トホホ・・)

レパルスベイ
レパスル・ベイ
龍のモニュメント
龍のモニュメント

 個人で行く場合のレパルスベイへの交通手段は、中環(セントラル)の交易広場のバス停から61系統(淺水灣行)のバスで終点下車。または、赤柱方面行の6、6A、6Xに乗って途中の淺水灣で下車。詳しくは4日目で紹介します。


Part2へ
香港のスーパーマーケット香港のフットマッサージ
HOME1日目3日目

Copyright (C) 1996-2009 Masahiro Ota. All Rights Reserved.