旅行2日目 Part2
ツアーの市内観光


市内観光編 ヴィクトリアピーク〜文武廟〜昼食

 さて、レパルスベイを離れ一路ヴィクトリアピークに向かう。香港へ行った事の無い人でも一度は聞くであろう「香港の百万ドルの夜景」(100万HK$と100万US$では10倍ぐらい開きがあると思うのだが・・。どちらの$だろう。)が奇麗に見られるスポットの一つである。行ったのは午前中であったので当然夜景を見ることはできない。また、ヴィクトリアピーク山頂へはケーブルカーをつかって行かなければならないということで我々はヴィクトリアピーク山頂行のケーブルカー乗り場に近い山の中腹の展望スポットから香港の町並みを見ることになった。
 バスが停められるほどのスペースはあるのだがここは駐車禁止。駐車禁止の罰金は旅行会社ではなくバスの運転手が自腹を切らなくてはならないとのこと。そこで、我々を降ろしたあとバスは一旦山を下り再び時間が来ると迎えに来るという。

 11月末の香港は思ったよりも涼しい。山すそから吹き上げてくる風で少々肌寒いなあと思いながら景色を眺める。ここでも例の曲者写真屋がツアーのメンバーを捕まえては香港の高層ビル街をバックに写真を撮っている・・・。ぼくもなぜか捕まってしまい、結局断りきれずに写真を撮られてしまった・・(これも後で買わされた)。この中腹の展望スポットには別のツアーグループも来ており狭いながら結構な人であふれていた。ちなみにそのグループも同じ「東洋旅行社」が引率するツアーの日本人であった。
 ここには公衆トイレが有って用を足す事ができるのだが入り口におやじとおばさんが居てチップを取っているように見えた。実際に用を足しに入ったところ、おやじは入り口のところでポケットに手を入れコインをチャラチャラ音を立てて立っているのだが、よそ見をしていてチップを取るためにそこにいるようには見えなかった。しかし、一応チップは渡した。

香港島の風景
ヴィクトリアピーク中腹からの眺め

 個人で行く場合には中環(セントラル)のスターフェリー乗り場に近いバス停(多分、往纜車站穿梭巴士と書いてある)からピークトラムの山麓駅に向かうオープントップの無料バスが出ています。山麓駅から山頂まではピークトラムで移動します。

 中腹からの眺めはすばらしいのだがいつまでもこんな所で居ても仕方ないなと思った頃にバスが戻ってきた。お次は文武廟へ向かう。レパルスベイからの移動の時もそうだったがとにかく山の稜線にそって道が作られているのでとにかくくねくねしている。バスの運転手はもちろん運転はうまいのだがいいかげんに気分が悪くなる・・。文武廟への移動の時に黄さんが旅行会社お薦めだというお土産を説明しはじめ、その注文表もまわってきた。特別な人にあげる物は各自買って貰えばいいけれども職場とか近所とかそういった人たちにあげると喜ばれるという触れ込みのお土産である。具体的にはちょっと高級な中国茶(3種ほど)、タイガーバーム一ダースとかいろいろ。10種類ぐらいあったかな。商品サンプルもまわってきた。すべて日本円での販売である。一見親切そうだがその頃は円高だったので実は損かもしれない。ここで注文した品物はホテルの部屋まで届けてくれるとのことだった。お茶の等級についての説明もしてくれた。特級から5級まであり家で普段飲むのは4級とか5級とか下の物だそうだ。お客さんが来た時に上の級のお茶を飲むと言っていた。

文武廟の中の様子
文武廟の中の様子

 そうこうしているうちに文武廟に到着。バスから降りた時はかなりふらふらしていた。この文武廟は学問の神様と商売の神様が祭られているという香港でも歴史の有る建物である。写真に有るように天井からは大きな螺旋状の線香がぶら下がっており3週間ほどかけて燃えるのだそうだ。線香には赤い短冊が付いており願い事を書いておくと叶うといわれている。日本で言うおみくじもできる。ここでは写真屋の奴に捕まらずに済んだ。

 文武廟へは地下鉄上環駅から山側へ歩いて10分程度。意外にちっちゃな建物で地図が無いと迷うかも。ちなみに隣は小学校。

 バスで散々揺られたので気分は最悪なのだがこれからお昼を食べに行くという。お昼は飲茶だそうだ。どこをどう通って行ったか覚えていないのだが、旧香港国際空港の近くのレストランへ案内された。実は午後から始まるショッピングのためには好都合な立地のレストランであった。我々一行は2つの円形テーブルに別れて座った。僕のテーブルには京都から来ているという女子学生4名と親類・家族でやってきたと思われるグループ5名と僕の10名が座った。円形テーブルの中心のターンテーブルに運ばれてきた食べ物が乗り欲しい物をつまんで食べるという形式だ。お茶は無料だがその他の飲み物は別料金である。出てきた品をメモしていないのでうろ覚えだが、えびシュウマイ、春巻、何とか風チンゲンサイの山盛り、何とか風チャーハン、何とか風焼きそば、いわゆる点心のようなものが3種類ぐらいと残りは忘れたが計10品。なんでも、日本人お好みの物ばかりを集めて出していると黄さんは言っていた。点心やシュウマイの類は一人1個か2個ぐらいの割り当ての量だが、みんなそんなのはお構い無しに食べている。僕はバスで酔っていて食べる気になれなかったのでそっくりそのままほとんどを人にあげてしまった。

 さて、昼食の後は懸案の強制ショッピングである。Part3へ続く


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