身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ヨウ素
★効能
甲状腺ホルモンを作る、子供の成長を促す
★不足すると
甲状腺機能が減退し疲労感やだるさ、肥満の
原因にも
★過剰症
甲状腺腫ができることも
★多く含む食品
昆布、ワカメなどの海藻類、サパなどの魚類
など
★所要量
12歳以上男女150ug
妊婦・授乳婦+25ug
[許容上限摂取量=いずれも3ug]
■ヨウ素はこんな人におすすめ
発育期の子供
甲状腺機能減退症の人
甲状腺腫を予防したい人
■ヨウ素は体内でこんな作用をします。
・甲状腺ホルモンをつくる材料となる。
・糖質、脂質、タンパク質の代謝をよくし、基礎代謝を高め、発育を促進する。
・精神活動を敏活にする。
・肝臓でカロチンがビタミンAになるとき必要。
甲状腺ホルモンの成分として、発育を促進、エネルギー産生を高めるなど、重要
な作用を担っています。
ヨウ素欠乏による甲状腺腫は、鉄やビタミンAの欠乏症とともに
世界の3大栄養素欠乏症のひとつにあげられます。
日本では不足の心配はありません。
■ヨウ素の大部分は甲状腺で作られるホルモンの成分として使われます。
ヨウ素が不足すると甲状腺に異常をきたし、脱力感やだるさ、肥満、ひどくなると腫瘍ができることもあります。
成長期の子供の発育を促進し、成人では基礎代謝を活発にするといった重要な役割をしています。
日本人にはなじみの食品の海藻に多く含まれるので、不足の心配はあまりないでしょう。
■甲状腺ホルモンは、交感神経を刺激し、タンパク質や脂質、糖質の代謝をよくします。
ヨウ素が不足するとだるく、機敏さを欠き、心身ともに不活発になります。
子どもでは発
育が遅れます。また甲状腺ホルモンは、呼吸を早めたり、心臓の動きを高めるときも必要
です。
このように大切なヨウ素ですから、身体に大きな支障を生じないために、欠乏症を
おこして摂取を促すのかもしれません。
■欠乏と過剰でおこる甲状腺種瘍
ヨウ素のおもな供給源は海産物です。海から遠く離れた地域ではヨウ素欠乏による甲状腺
腫に悩まされてきました。
のどにある甲状腺がはれるこの病気の治療に、ヨウ素が初めて
用いられたのは1825年です。
ビタミンが発見されるよりもずっと昔です。一方、日本
では、北海道の海岸地帯に甲状腺腫がよくみられました。これは過剰が原因で、昆布から
1日50〜80mgものヨウ素をとっていたためです。
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を多く含む食品
一食分/単位ug
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