身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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わかめ(若布)





葉緑素がいっぱいの「海の緑黄色野菜」。

味噌汁、酢の物など、食卓に欠かせない海藻




【薬効】


肩こり/養毛/肥満防止/便秘/整腸




●養殖物は葉が大きく、やわらかい


わかめはコンブ科の海藻で、5〜6月に採取します。

天然物と養殖物があり、天然物は茎 が太く葉が細いのにくらべて、養殖物は葉が大きいのですぐにわかります。
食べくらべる と、かたさは天然物はややかたく歯ごたえがあり、養殖物のほうはむしろやわらかい舌ざ わりです。

生のものはあまり保存がきかないので、むしろ乾燥品や塩蔵品のほうが多く出 回っています。
鳴門わかめ、島根わかめなどが有名ですが、最近は韓国などからの輸入物 もふえました。

いずれにしても、わかめは日本人の食卓には欠かせないもの。昆布にくら べて調理が簡単なこともあり、現在でもさかんに食べられています。




●いろいろな調理法のある、ありがたい食品


わかめは刺し身のつまや酢の物など、生で食べるほか、ご飯と炊きこんだり、たけのこや 大豆と煮こんだり、みそ汁の具にしたり、ぬたにしたりと、じつに多彩な便いかたができ るありがたい食品です。

調理するとき、乾燥品は水につけてもどしますが、あまりつけす ぎないことがポイント。
塩蔵わかめは塩を洗い流してから調理します。
熱湯をくぐらせて からさっと水にさらすと、わかめ本来の鮮やかな深緑色が出て、おいしそうに見えます。

乾燥わかめは火であぶり、もんでご飯にふりか、けるのもなかなかおいしいものです。
わ かめスープ、わかめサラダなど、昔にはなかった料理法も多くなりました。

ところで、わ かめと油は意外に合うということをご存じでしょうか。
もどしたわかめを油で炒めた一品 などは、なかなかおつなものです。
酢の物やみそ汁にわかめを使うときも、ごま油、を数 滴落とすだけでぐんと味がちがってきます。




●ヨートが肩こりを治し、新陳代謝を活発にする


わかめは比較的浅い場所にはえているため、太陽の光を受けて葉緑素を多く生みだします 。

生のわかめにはビタミンAとCが多く、カルシウムも多く含まれていて、陸の緑黄色野 菜と似た成分をもっています。

また、ヨードを大量に含んでいます。
ヨードは甲状腺ホル モンの主成分です。このホルモンは、チロキシンという成分をつくり、全身の新陳代謝を さかんにしますし、肩こりなどに効果をあらわすともいわれています。

もちろん、「わか めは髪にいい」という定説どおり、ヨードには育毛効果も期待できますから、黒々とした つやのある髪を保ってくれるはずです。




●血をきれいにし、便秘にも効果的


わかめはノーカロリー食品ですので、肥満が気になる人に最適。

血中コレステロールを下 げてくれるはたらきもあり、血をさらさらにきれいにしてくれます。
長寿食といわれるゆ えんでしょう。

わかめのぬるぬるした部分は整腸効果があります。
便秘に効果的で、便の 量をふやしてお通じをスムーズにしてくれます。









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