身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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ビタミンP





■ビタミンPは体内でこんな作用をします。


・毛細血管の透過性を保ち、血管壁を強化する。歯ぐきからの出血や、打ち身による青あ ざを防ぐ。細菌の侵入を防ぐ。

・ビタミンCの吸収を助け、酸化から守る。

・血管収縮作用、血圧降下作用がある。

・更年期におこる、ほてりを鎮める。




■過剰症


心配ない。




■性質


水溶性。熱、光、酸素に弱い。




ビタミン様作用物質。果実の皮などに含まれている。

毛細血管補強作用を有する物質郡。

ルチン、ヘスペリジン、エリオシトリン、が主要なもの。



歯ぐきから出血したり、打ち身で青あざができやすいのは、毛細血管が弱いためです。ビ タミンPは、結合組織のコラーゲンをつくるビタミンCのはたらきを補強して、毛細血管 を丈夫にします。

毛細血管は組織と栄養や酸素のやりとりをしているところですから、適 度に透過性が保たれている必要があります。

ビタミンPはこの透過性がよくなりすぎるの を抑えます。

不足すると、毛細血管の透過性が増して血液の中の夕ンパク質がしみ出した り、出血しやすくなります。また、細菌が侵入しやすくなります。



ビタミンPを含む食品は、みかん、レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橋類の ほか、あんず、さくらんぼ、そばなどがあります。

エンジュの葉にも含まれており、抽出 したものが止血薬として利用されています。



ビタミンPを含む食品




下の場所へ、リンク設定をしています。


みかん

レモン

オレンジ

グレープフルーツ

あんず

さくらんぼ

そば