施餓鬼準備C

 山門施餓鬼では、初盆供養と一般の先祖供養が行われます。
 前者の初盆供養には、初盆供養用の卒塔婆と少し小ぶりの「弊」が必要になります。初盆供養用の卒塔婆と「弊」の作り方を下記に示します。
 後者の一般供養には、
  【平成23年7月15日(金):第89号】の施餓鬼準備@で作成した「弊」
  【平成23年7月16日(土):第90号】の施餓鬼準備Aで作成した「四天王」
  平成23年7月19日(火):第93号】の施餓鬼準備Bで作成した「七如来」
 というように、棚経時の堂施餓鬼で用いた同じものを使います。

初盆の供養に使われる卒塔婆と弊 初盆供養塔の表と裏
初盆供養用「弊」の作り方
@第89号で作成した弊の半分の大
きさの紙を同じように切断し、左側下
1/3の所に目打ちで穴をあける。
A目打ちで開けた穴に紐をとおす。
B卒塔婆と同じ長さの竹の先端を半
分に切り目を入れ、写真のように弊
をとおし、弊が動かないように紐をし
ばる。
C色紙をほぐしてできあがり。
≪平成23(2011)年8月10日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成23年8月12日(金):第117号】