施餓鬼準備A
昨日【平成23年7月15日(金):第89号】で紹介した「幣」に続き、今日は施餓鬼棚の四方に飾られる「四幡」づくりです。施餓鬼棚の四方の柱には、生笹竹が結ばれます。「四幡」はその生笹竹の方角にあわせて飾られます。
四幡には、「東方持国天王」「西方広目天王」「南方増長天王」「北方多聞天王」という文字が書かれます。
これは四天王といい、各天王には、その方角を守ると同時に、次の役割があります。天衣を着て右手に宝珠・左手に刀を持ち国土を守る「東方持国天王」、甲冑をつけ筆と巻物を持ち民衆を守る「西方広目天王」、左手に鉾を持ち右手を腰にあてる姿で人間を慈悲の道へ導く「南方増長天王」、毘沙門天ともいい、甲冑をつけ手に宝珠または鉾を持ち民衆の富と幸せを守る「北方多聞天王」です。(リンクは、ウィキペディアより)
≪平成23(2011)年7月13日撮影≫ |