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写真その他
学名等[学名]Stevia rebaudiana[英名]Stevia[和名]ステビア
特徴南米パラグアイ原産のキク科の多年草
利用部葉・茎・花
育て方一度種から育てると、秋に葉・茎葉枯れますが、翌春には根から若芽が発生し、毎年収穫できることになります。
殖やす場合は、6月頃に挿し木か株分けで殖やします。
利用法砂糖のかわりに使えますので、甘味がほしい料理、特にプリンやコンポート等にも利用することができます。
Recipe等
その他非常に甘味の強い植物で、砂糖の100〜200倍の 甘さがあるといわれています。この葉を1枚ハーブティーに入れ十分に浸出するとかなり甘味のあるハーブティーとなります。(甘みは好みですが入れない方が良い)
甘味の成分はステビオサイドといわれるものですが、低カロリーであるのでダイエットに向いたハーブです。
参考本などによると、パラグアイなどの原住民が昔からマテ茶などにいれ甘味剤として用いていたとのこと。原住民の言葉で「カーヘーエ」 といわれ、その意味するところは、ズバリ「甘い草」!!!
追記1 1999.8.21

ハーブは春から夏にかけて花を付けるものが多いが、パイナップルセージやステビアのように秋になってから花を付ける種類もある。

 今週は、いまだ花を付けずに青々とした茎と葉を伸ばしているステビアの紹介である。
1999年8月21日、午前9時05分、庭にて撮影。天気:晴れ  左の写真は、今朝(8月21日)に撮影したものである。
 ステビアの葉のうしろでは、キャットニップの白い花が横倒しになっている。昨日の関東地方を襲った雷雨の影響である。

 ステビアはパラグアイ原産の植物だから比較的夏には強い気がする。関東地方では、毎年秋の終わりに地上から15cm程度のところで切り、霜が当たらないようにして越冬させると翌年また春に芽を出す。我が家でも数年前に購入したものをいまだに育てているのだが、あっちこっちに移植をしつつも頑張って成長してくれている。

 ステビアはその甘さの割にはカロリーが少なく、ダイエット食としても用いられている。アメリカでは最近までかなり厳しい規制があったらしいのだが、現在は使用が許可されているときく。甘味の必要な加工食品の成分説明書をみると、「ステビア」の表示が増えてきた。

 我が家では、これからの時期、葉を摘んで乾燥して保存し、利用するときはそのままいろいろなものに使っているのが現状である。よく「甘みのほしいハーブティーなどに利用・・・」と書いてあるものを見るが、私はハーブティーには甘みは必要ないと思う。香りと味を楽しむのに、甘みがあってはハーブティーの魅力が半減するような気がするのだが・・・・。

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追記2 2000.9.16

 左の写真は2週間前に撮影したものであるが、左側の白いちいちゃな花と右側の葉が一緒に撮影されている。
 ステビアで使うのはこの「葉」のほうで、甘味が強く甘味材として用いられているのである。甘さは生のものより乾燥したものの方が強い気がする。

 右の写真は、昨年10月に収穫して乾燥したものであるが、1年間密閉壜に入れ日の光が届かない場所に保存しておいたものである。緑の色がわずかに残っているのだが、実際はかなり茶変している。
 この茶変したステビアを水に戻すと、かなり鮮やかな緑がよみがえってくる。これはバジルなどの場合でもそうであったように、乾燥がうまくいくと、再び水に戻すと殆ど前と変わらない緑がよみがえるのである。

 ところで甘味を確かめてみると、これは実に強い甘味である。
 水に戻したものを煮出す方法もあるのだが、それよりも手っ取り早いのは、直接口の中に入れて、噛むことである。舌の上に強い甘味が広がり、ほんの1cmにも満たない小さい葉で十分に甘いのである。普通の葉は3センチ程度の長さになるので、これだともっと強烈な甘味が確保できるのである。

 考えてみれば、ステビアを使ったレシピなど今まで、「中年の独立国」では載せていなかったので、ステビアを収穫したらしっかりとステビアシロップ(そんな名前あるの?)でも作ってレシピのひとつとして紹介していきたいと思う。

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追記3 2001.6.9


 5月の下旬ころには「バジルが咲いた」というメーリングリストからのメールがいくつか続いた。この時期であればまだセージやタイムが主流であって、その合間を縫ってルーやハニーサックル、レディースマントル等が咲く時期である。
 今年はかなりハーブの花の開花時期が早まっているのだが、まだバジルの咲く時期ではない。少なくとも我が家のバジルはやっと本葉が4枚出てきたところである。花が咲く状況になるまではあと1ヶ月はかかる。

 そこで左の写真である。ステビアの花が我畑で咲いているのである。ステビアの開花時期は関東地方では9月中旬から11月上旬というのが過去の実績である。ところが今日撮影したこのステビアは何ヶ所にも花をつけているのである。
 実はこのステビアは5月に近くのDIYの店で手にいれてきたものなのである。全部で4苗あるわけだが、そのいずれもが花をつけている。多分温室栽培で育てられた苗が、ちょっと気温が低い路地に植えられたことで、季節の錯覚をしたのではないだろうかと考えているのである。
 ちなみに、昨年から我が家の庭で越冬したステビアはまだ青々とした葉と茎を伸ばしながら、まったく花芽などない状態である。
 種を蒔くときに「春化」といって冷蔵庫で十分に冷やしたあと蒔くことがある。これは種の話で、種が冬を通りすぎたと錯覚を起こすことによって芽を早く出させる作用があるといわれている。これと同じ状況が市販の苗にあるのではないだろうか。一定以上の温度で育てられたハーブなどの苗は、春遅くにあるいは初夏に路地に植えられることで気温が逆転してしまい、「夏」を通り越したと錯覚するのではないだろうか。

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追記4 2001.8.25

 今年のステビアは至極元気がいい。
 5月の連休に近くにある園芸店で4株購入したものなのだが、それを堆肥をたっぷり漉き込んだ畑の一角に植えたのである。

 これについては6月9日に、この欄で紹介している。その内容を繰り返すと

「ステビアの花が我畑で咲いているのである。ステビアの開花時期は関東地方では9月中旬から11月上旬というのが過去の実績である。ところが今日撮影したこのステビアは何ヶ所にも花をつけているのである。
 実はこのステビアは5月に近くのDIYの店で手にいれてきたものなのである。全部で4苗あるわけだが、そのいずれもが花をつけている。多分温室栽培で育てられた苗が、ちょっと気温が低い路地に植えられたことで、季節の錯覚をしたのではないだろうかと考えているのである。」


 と書いてあるのだが、未だに花は満開状態である。
 2ヶ月半、次から次へと花が咲き続けているということである。花期の長いのは写真撮影をするチャンスが多くなって喜ばしい。今年だけでもステビアの花の写真を大分・・・40枚くらい・・・撮ったのである。

 それからこのステビアの今年のもうひとつの特徴というのが、「茎が太い」ということである。昨年までかなりの期間ステビアを栽培してきたのだが、今年の茎はかなり太く、根元部分は既に木質化しているのである。
 ステビアは多年草だが、冬は地上部が枯れて、翌年春に残った株の根元から新芽が出てきて大きくなるというサイクルを繰り替えとしているのである。ただ、今までもかなりの数(?)のステビアを育ててきたが、こんなに茎が太くなるのは始めてである。したがってしっかりと伸びていて、地上高は60cmくらいなのにもかかわらず、元気に花をつけているのかもしれない。
 それからもうひとつ、変ったところがある。それはやたらに脇芽が出ていることである。殆ど全ての葉の付け根から脇芽が伸びてきていて、このままどんどん大きくなったら、こんもりとした茎が太いステビアになってしまいそうである。もしかしたらわき目もふらずに成長することだけに一生懸命なのかもしれない (-_-;)

 ところで、台風11号の被害を受けたのは、このステビアだけで、根元から伸びていた太い枝が1本折れてしまっていた。確認したのは今朝。枝をそのまま自宅に持ちかえり、ついた土などを流水でしっかり洗い落とし、そのあとに水を入れたグラスに挿しておいたら元気を取り戻した。このままでは余りにも勿体無いので、上部は挿し木、下のほうは葉を毟ってこれは煮詰めてステビアシロップを作ろうと考えている。
 ステビアシロップは今年4月28日に昨年収穫して乾燥させたステビアの葉を水で戻し、そのまま戻した水で煮込んで作ったのである。そのステビアシロップがまったく無くなってしまったのである。減量中で砂糖を多く取らないことで頑張っている自分のために作らざる得ない状況となっているのである。まあ、台風が「渡りに船」を出してくれたということだろう。

 さて、今までは畑のステビアの話であったが、自宅で何年か続いて毎年伸びてきているステビアは、これは我が家の庭に鉢植えであるのだが、未だに花芽をつけていない。茎の太さは畑にあるものの半分、もちろん脇芽も殆ど出ていない。
 開花日の統計は、ステビアに関してはこの自宅の庭にあるものを対象としているのである。
 でも・・・もしかしたら・・・庭にある鉢植えのものは栄養不足なのかもしれないのだが・・・

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追記5 2002.4.21

 今回のレシピがステビアシロップの作り方ということで、今日は、ここもステビアで統一してみた。

 昨年、我が家はステビア4株を畑で栽培した(左の写真)。たっぶりと肥料(完熟乾燥牛糞と鶏糞)をすき込んだ畑に4株を植えたのである。それは実に見事に育ち中心の茎は木質化し、また脇からどんどん伸びてくる茎も鉛筆くらい太いものであった。もちろんどんどん収穫すると共に収穫したものは甘味料の替わりに使うべくせっせと乾燥をした。
 このほかに自宅でも2株、これは大きな鉢でアワモリハッカなどと一緒に育てているのだが、これはさすがに条件が悪く、いつもヒョロッとしているものがある。このステビアは乾燥して利用するといったよりも、花の風情(右の写真)を楽しむためにあるようなものである。いつも玄関脇においてあるのである。

 そんなステビアを昨年は全ての収穫が終わったあとの年末に、地上部を20cmくらい残して上部を切り捨て、根元には土寄せし寒さから根を守るようにして越冬させたのである。

 ところが、今年になってヤーコンを植える場所を探していたときに、ステビアの植わっている畝(昨年そこではステビアと共に沢山バジルが植わっていた場所)に目がいったのである。もちろんステビアが冬越しをしていることは分かっていたのだが、残した20cm木質化した茎を折ってみるも根元まで乾燥して「パキッ」と折れる。これは完全に枯れてしまったと思い。4株全部ひきぬいて捨ててしまったのである。そしてきれいに耕してヤーコン畑にしてしまった。

 2週間たって畑を見に行ってみると、ヤーコンはしっかりと芽を出している。
 「ムッ!!」ステビアを抜いた場所に緑の芽が出てきている。
 良く見ると抜けきれずに残っていたステビアの茎の一部から新芽が吹きだしているのである。
 しまったとあとから思ってもこれはだめである。実はステビア4株は全部無事越冬をして生きていたのである。自分の無知から大切な3株を捨ててしまった。これは実に残念なことである。
 自宅に戻って、玄関の鉢の中をを見ると、枯れた根元からやっぱり緑の新芽が伸び始めている。考えてみればステビアは多年草であった。関東地方でも収穫後の対応がよければ越冬するのである。特に今年は暖冬であった。
 そこで、今年も大量のステビアを確保するため、ビニールポットに昨年収穫したステビアの種を大量に蒔いた次第である。ただし、我が家では、ステビアについては収穫した種からの発芽はかなり困難を極めた。このままだと、今年は早い時期にステビアの挿し木をしなければならないようである。

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追記6
ステビアシロップ

[材料の目安]
ステビア(乾燥葉)………適量
………カップ2


ステビアは勢いがよいときに、茎ごと収穫して乾燥させます。
今回使ったステビア(←写真)は、昨年の夏の収穫したもので、まだかなり緑が残った状態で保存的できたものです。

今回作るステビアの量は大体2つまみ程度。

これを鍋に入れカップ2の水を加えて沸騰するまで煮ます。

沸騰したあとは弱火にして、大体水の量が三分の一程度になるまでじっくり煮込みます。煮始めたときの水の色は薄い緑色ですが、ステビアを煮込んでいるうちに次第に茶色になってきます。
でき上がったシロップは室温まで冷ましたら濾して保存壜に入れて冷蔵庫で保存します。

左の写真は透明壜に入れたときの色です。ステビアシロップはカロリーゼロの甘味料ですからいろいろに利用することができます。若干苦味があってくせがあるのですが、他の食材と混ぜたり合わせることによってまろやかな自然の甘味となって食べやすくなります。是非お試しください。
今回はでき上がったばかりのシロップをヨーグルトに入れてみました。(^O^)


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追記7 2003.9.7

 今週は、自宅の鉢植えのステビアの紹介である。
 実は、昨年末、畑のステビアを収穫した後に越冬準備ということもあり、土を寄せてそのまま今年の春まで置いておいたのだが、5月下旬になっても芽が出ない。やむを得ず土を掘り返してみたところ、冬の寒さで完全にアウトの状況になっていた。
 ところが、我が家には万が一の場合に備えて「鉢植え」りステビアがある。今年で数年程度経つのであろうか、毎年元気に芽を出して花をつける。
 左の写真が、現在の状況である。花が咲くにはまだかなり時期が早いのだが、毎年必ず咲いてくれる。
 葉は生のまま口に含むと、少し青臭さがあるのだが、次第に甘味が広がる。
 砂糖の甘さの非ではないことは良く知られているところである。

 近年健康指向の関係から、砂糖もかっての上白糖から、黒糖やらさとうきび果汁をそのまま粒子状にしたものまで、かなりの種類のものが出まわっている。
 考えてみれば、我が家でも上白糖は何年も使っていない。最近まで「三温糖」を使っていたのだが、どうも風味というのか奥行きというのか、上白糖と余り甘味が変らないことから、一時「黒糖」にした時期があった。が、これでは料理に色がつきすぎてしまい宜しくないということで、現在は砂糖黍から作る未生成の粗い粉状タイプのものを使っている。色は薄いこげ茶色で、ジワッと甘味が出てくるのと同時にコクがありいろいろな料理に重宝している。

 ところが今日の話題は「ステビア」。
 これはやっぱりハーブティに必要な甘味を加えるときに使うことになる。生葉があれば1〜2枚をティーポットに落とすだけで良く、香りを楽しむハーブを入れて、沸騰していない熱湯を注いで数分。香りと甘味のあるハーブティーのでき上がりである。
 今年の収穫量は鉢植えのものだけだから、余り期待できる状態ではないが、昨年大量に収穫した余りがある。何とか来年の収穫時期まで持たせたいものである。(右の写真は、昨年10月に鉢植えのステビアに咲いた花の写真の1枚。)

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追記8 2004.11.23

 今年も畑でのステビア栽培は行なわなかった。
 それは、一昨年収穫したステビアが沢山残っているし、また、そのとき造ったステビアシロップがまだ手付かずで残っているからである。

 ステビアは、このつくば市での越冬はかなり難しい。霜が降りる畑では根元にかなり土を寄せておいても冬の寒さに負けてしまうのである。しかし、我が家の玄関脇に置いてある素焼きの鉢の中では必ずといって良いほど越冬するのである。これは、鉢植えしている環境、条件がステビアの越冬条件とあっているのかもしれないからである。
 春から夏、そして秋へと気温の変化や日照時間が変わっていっても、この時期は鉢の土の表面が乾いたところでたっぷりの水をあげるようにしているのである。そして、ステビアが終期となる11月末から、翌年3月頃までは水遣りはしない。もちろん、雨が降ればあたるし雪が降れば積もるという条件である。
 日照条件といえば、わずかに午前中だけ日が当たる場所である。夏であれば東向きのこの場所はかなり長時間日が当たるのだが、正午を境に日陰となる。が、冬場はもっと日が短く午前中のほんのわずかな時間しか日が当たらないのである。
 この場所は、そういう意味で環境が厳しく、植えてあるハーブも限定されている。挙げてみると、タンジー、マウンテンミント、タイムが植えてあって、そしてステビアである。いずれもプランターや鉢での栽培であるのだが、これ毎年花を付けるのである。
 さて、一方、大きくなった枝はどうするかというと、秋の終わりに根元から切ってしまうのである。芽が出るのは翌年6月頃なので、この間は越冬したかどうかはわからない。が、いつも気がつかないうちに新芽を出しズンッと伸びて花をつけるである。

 今春も、いつかいつかと待っているときは何の気配もなかったのだが、気がつくとしっかりと芽が大きくなっている。
 そして花が咲く。今年の開花は10月31日と例年に比べて1ヶ月以上遅くなっている。実はこれは、花が咲いているのに気がつかなかったためであって、実際に花が咲いたのはもう少し早いようだ。
 右の写真は、今日11月23日に撮影したものである。この花で最後である。花期は約1ヶ月とこれも例年に比べればかなり短いのだが、時期的には気温も摂氏10度を割ってきているので当たり前である。

 さて、このステビア、健康のためにはなかなか良いという。カロリーがゼロに近い甘味料だからである。
 一時、ステビアから抽出されたステビオサイドについて、安全性の問題が提起された時期もあったが、食品衛生調査会毒性部会・添加物合同部会議事録等を見ると「ステビア抽出物とは、キク科ステビアの葉より、室温時もしくは熱時水で抽出し、精製して得られたものであり、ステビオサイド及びレバウディオサイドAを主成分とするものであり、ショ糖の約200倍の甘味を有しまして、菓子、飲料等に用いられております。現時点では食品添加物として許可するために必要なすべての資料が提出されないという認識であって、ステビア抽出物の安全性を疑問視しているものではない」ということ、また、「EUの評価につきまして、各専門家の御意見をお伺いいたしましたところ、EUの指摘事項の中には、日本ですでに評価された資料等の評価も行われていない部分もあり、また、事実誤認等も認められ、現時点でステビア抽出物につきまして毒性学上問題となる知見が認められないとの御意見をいただいている。」となっており、現時点ではこれが通説であろうと考えられる。

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追記9 2005.9.19

 ステビアは、ハーブの中でも際立った特徴を持っている。
 それは砂糖の200〜300倍とも言われる『甘み成分』を有しているということである。
 “ハーブ”イコール“香草”、つまり香り立つ草ということだが、ステビアに関してはそういうわけでもない。が、非常に有用な草木ということでハーブのひとつに数えられているものである。

 我が家でのステビア栽培はかなり長期にわたるが、畑で栽培しているものは、なかなか越冬をしてくれない。つまり1年草となってしまっている。これは、真冬に筑波おろしといわれる、乾燥した寒風が畑一面に吹きつけるからである。しかしながら、自宅の玄関脇で、鉢植えで栽培しているものは毎年元気に芽を出してきて、秋になるとそれなりに成長し花をつける状況でこれは、ステビアの特徴どおり多年草となっている。したがって、この鉢植えのステビアをもって、我が家のステビアの開花時期を記録していたのである。

 ところが、先週、これを全部切って捨ててしまったのである。
 というのも、庭木が夏の時期を超え、道路に張り出すなどかなりジャングル状になっていたことから、道路にかぶさる庭木の一部やはみ出したハーブを綺麗に刈り込み、道行く人に迷惑がかからないように整理をしたのである。
 このときには、サントリーナ、タイム、チェリーセージ、オーデコロンミント、タンジー、マウンテンミントそしてローズマリーについては意識して、“これは切るぞ”といいながら切り取ったわけである。
 翌日、なんとなくステビアの花芽を確認に行ったところ、いつもステビアが植えられている鉢には、土から5cmの茎を残してすべて刈り取られてしまっていたのである。つまり、間違って、ステビアもすべて刈り取ってしまっていたのである。かなりショックではあったが、やむを得ず、また来年を期待しつつ、今年のステビアはあきらめるころにした。

 そして今日、日曜日の朝、体調が回復し始めた妻を誘って散歩に出かけてみた。畑までの非常に軽い散歩である。
 そのときに偶然、畑の隣にある農家の生垣を見て驚いた。
 ステビアの生垣である。
 やっと白い花を咲かせ始めたステビアの群落が数メートルにわたって続いているのである。考えてみれば、いつもここはステビアが植えられていた気がする。その道を通るたびに“あっ、ステビアだね!”と妻と何回か話した記憶がある。
 そして、このステビアの生垣の内側には、適度な大きさの庭木が散在し、一部に葉野菜なども植えてあるのである。ステビア自体はまったく利用していない様子である。
 ステビアが植えられているのは、場所的には、ちょうど家の南側に当たり、真冬の筑波おろしの影響をまともには受けない暖かな場所である。もしかしたら、このようなところがステビアの生育環境にぴったりの場所なのかも知れない。

 早速、花と生垣全体を何枚もデジカメに収めたのは言うまでもない(左右の写真はそのときに撮影。)。
 今度、この農家の人に会えたら、是非栽培の秘訣、利用の有無などを是非確認したいと思っている。

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追記10 2005.12.25

 ハーブの種シリーズも今回が5回目で、とりあえず終了することにした。
 今回取り上げたのは、ステビア。もうこのコーナーで何回も取り上げているので、ステビアについての詳細説明は省略したい。

 一言で言えば、砂糖に比べれば200〜300倍の甘みがあり、一方カロリーは超低いことから、最近では健康志向の消費者等に求められて、多くの飲料や甘みを必要とする食品などに利用されている。需要があることから、日本各地で栽培されるようになり、ハーブとしてはそれほど珍しいものではなくなってきたという印象が強い。
 ステビアはキク科の多年草である。多年草ならば、種はあんまり気にすることはないのではないか・・・ということなのだが、上手く越冬させないと翌年は芽が出ず育たないことになる。育て方にもよるのだが、我が家では結構失敗してしまう。

@穂茎に対する種嚢のつき方【左上写真参照】
 種嚢の形態は左の写真の通り、花の咲いたあとがそのまま種になってしまう。したがって、種嚢というよりは、花弁全体を支えた総包がそのまま種となる部分を保護しているということになる。
 花は咲き終わったあとでもそのまま総包に残り、しばらくして茶変し縮小する。結果的にはそのまま抜き出せば右の写真のような形で種を取り出すことができるのである。

A種の形態
 が、しかし、右の写真にある種本体から枯れた花びらを取り除くと左下の写真となる。今回も撮影が難しかったのでピンセットに留めての撮影になってしまった。
 これだと種の形状からして完全に枯れた後は風によって種が運ばれていくことがわかるのだが、タンポポなどと違って長距離を飛ぶようには作られていない。そのため風を受けて種を浮かせる『冠毛』(ガクが変化したもの)といわれているものが発達していない。多分これは、それほど遠くに種を飛ばせる必要がないということなのだろう。ただし、完全に乾燥すると僅かな風でも、総包から離れて運ばれていくことになる。

Bその他
 種は黄土色で、大きさは約4程度の長さがある。ちなみに冠毛は5mm程度である。
 種は一つの総包に5個付く。種を採取しようと思ったら、1株に50以上も花をつけるのでいくらでも集めることができる。ただし、熟成した種となると風との競争となることもある。かって、種を採取に行ったところまったく風で吹き飛んでいたという痛い経験がある。
 なお、種の発芽率はかなり低いようだ。もちろん、来年も今年収穫した種をもとに発芽率を確認してみるつもりである。

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追記11 2055.4.15

 春の畑にはいろいろな発見がある。
 今回もそうなのだが、4月に入って畑の整理に精を出していたら、昨年秋に枯れてしまったステビアの枝に気が付いた。
 地上部が枯れていたので、そのまま引っこ抜こうとしたら、それなりに根が張っているようで抜けない。
 やむを得ず枝を根元から切ったのだが、その時はあとで根を掘り出せばいいやということにした。


 そのあと、あちこちの草取りをして、再び、ステビアの根回りの草取りをし出した。

 が、そこで気が付いたのは、ステビアの根元からやや離れたところに、ごく小さくて若い芽が出ているということだ。
 それも、二つ出ている芽のうち、大きい方の葉を1枚むしり取って気が付いたわけだ。

 何に気が付いたかというと、『もしかしてこれってステビアの芽ではないか?』ということである。
 以前、と言っても去年、庭で栽培しているステビアの根元から春先に小さな芽が出ていたのだが、その新芽に似ているような気がしたわけだ。
 むしり取った、ステビアと思われる1枚の葉を、雑草として抜いて集めてあった草の中から必死に探し出した。

 そして、やっと探し出したステビアと思われる葉を潰して舐めてみた。
 超甘い味が舌の上に流れた。
 これはステビアの甘さである。
 畑でステビアが越冬したということになる。
 過去も何回か、ステビアの越冬はあったが、それは秋の終わりに、枯れた枝を根元近くで切り、冬の寒さを避けられるように土を被せて冬を越させる方法だった。
 ただ、それでも越冬しない年がたくさんあった。
 今回は、何もしないで冬を越したことになる。
 暖かい冬だったということだろうか。


 そこで更に気が付いたのは、自宅庭で栽培しているステビア2株である。

 これは、家の南側の庭に、2株植えてあるのだが北風を避けれる場所であり、また、日当たりが良いので暖かいところでもある。
 さらに言えば、ミモザに守られて霜が降りることもない。

 その庭植えのステビアももしかしたら芽が出ているのではないかと思い、早速調べてみた。

 1株目が右の写真である。
 昨年末に根元から10cmばかりのところで切りそろえた枝の付け根から数株の新芽が出始めている。
 もしかしたら、畑のステビアの新芽よりもことらの方が大きく育っているのかもしれない。

 そしてもう一株が下(↓)の写真である。


 新芽の大きさは、1番目のものにかなわないが、ちゃんと確り複数の芽を出し始めている。
 こちらも1番目のものと同様に昨年末に枝の長さを切りそろえて越冬させたものである。

 畑も含めて3株のステビアがあれば、今年はあえて苗を購入する必要はない。

 昨年は夏の終わり・・秋の初めに、大きく育ったステビアの葉を収穫して流水で塵や埃を落とし、そして乾燥させて保存した。
 その保存したものが、まだ大量に保存瓶に残っている。
 年末年始に甘みが欲しくてかなり利用したのだが、今年の秋の収穫までは充分に持ちそうだ。
 そうすると、保存ステビアはこれからどんどん大量に使うことになりそうである。

 少なくても、これからいろいろなフレッシュハーブのティーが楽しめる季節となるので、ステビアの甘みを加えて美味しいハーブティーにしようと思う。

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