マートル


毎年、梅雨入りの頃に咲く花がある。
それが、マートル(和名ギンバイカ:銀梅花)である。
当初、鉢植えのものを手に入れたのだが、次第に樹高が高くなり、鉢の中で根詰まりを起こして葉が次々に落ちる状況になったので思い切って庭に移植したわけだ。

その結果、樹高は2m程度まで大きくなり、居間の前を覆ってしまうので、毎年、1m程度の高さになる様に剪定している。

梅雨の時期に咲く花なので、この花が咲くと梅雨時の蒸し暑さを和らげてくれる清涼感のある花である。

花もさることながら、蕾も白くて丸いすっきりしたものである。
和名はギンバイカ=銀梅花である。

葉は独特の香りを持っていてハーブとして利用でき、肉料理などに使う。

剪定していると茎や葉などからの香りが立ち、この香りを楽しむこともできる。

しいて言えば、柑橘系+木の香りといったところだ。

横から見るとこんな感じである。
真ん中の尖ってスーッと伸びているのが雌蕊であろう。

花の直径は・・・これは蕊が開ききったところの大きさなのだが4cm程度である。

従って花びらだけというともう少し小さくなる。

正面から見ると・・・
花は咲いてから2日程度で蕊が落ちてしまう。
次から次と咲くので、全体の花の期間としては2週間程度である。

我が家には、マートルがこのほかに2本ある。
1本はドワーフマートルで、花の姿形は一緒なのだが、樹高もせいぜい1m程度、葉も花も小さい。
もう1本はレモンマートルで、これは鉢植えで育てている。


---ドワーフマートル---

上で説明したマートルの最後の1輪が咲き終わるのを待って、今度はドワーフマートルが開花した。
全く普通のマートルと同じ花である。
このドワーフマートルは手に入れてから沢山咲くことはなく、毎年、大体、2〜3輪しか咲いたことがなかった。

ドワーフということもあって、また、剪定を入れていることもあって樹高は1mに満たない。
このドワーフマートルに今年は異変が生じた。
蕾を30以上持っているのだ。

これだけ蕾を持つのは初めてだし、今朝現在では10輪程度咲いている。


これは、横から見たところである。
名前にドワーフが付くので樹高が低いのは当たり前なのだが・・・・
上の写真ではわからないのだが、花も小さい。
定規を当てた比較で確認すると
ということで、この写真の花の比較では、普通のマートルが約33mm、ドワーフは約20mmということになる。
普通のマートルに比べれば大体3分の2程度の大きさとなる。
が、実際には普通のマートルの花の直径は40mm程度あるので、半分の大ききさということになるだろう。

葉はどうか?というと
マートルの葉が40mmあるのに対して、ドワーフは20mm程度ということで、約半分の大きさとなる。
ということは、樹高も花も葉も、殆どにおいてドワーフは普通のマートルの2分の1程度ということになる。

「dwarf」は英和辞典では「こびと、一寸法師」という意味のほかに、「[動植物名の前について]特別に小さい〜」という意味が併記されている。 研究社の辞書では a dwarf rose を例として挙げ、「矮(わい)性のバラ」としている。



---レモンマートル---

室内で育てていたレモンマートルが開花した。
マートルについては・・・、
普通(?)のマートルと「ドワーフマートル」ということで、矮性のマートルの花を上で取り上げてみた。
で、今回は一気に咲き始めた「レモンマートル」ということである。
自分は、この3首のマートルを「マートル三兄弟」と勝手に呼んでいる。
モコモコに咲いているように見えるのだが、傍で見るとかなり美しい。

他のマートルと同様に雄蕊がたくさんあって、それが長く伸びているところは同じである。
じゃあ、違うところは?ってことなのだが、それは二つ。
@雄蕊は沢山あるのだが雌蕊辺りに少ないので雌蕊がはっきり見えること
A他のマートルは純白と言えるほど白かったが、レモンはやや、黄味を帯びていること
であろう。


更にもう一つ、大きな違いがあって、それは他のマートルの様な大きな実を作らないことである。
もしかしたらこれが一番大きな違いかもしれないのだが、花に限って言えば上記の二つが違いということになる。

なお、この「実」に関して言えば、実自体は不稔性らしくて粒々が沢山できるので植えてみたりしたのだが、そこから芽が出たことはなかった。
増やす方法などを調べると、挿し木がお勧めらしい。

さて、単独の花を正面から見るとこんな感じである。

咲き始めの花からは、ほんの微かなのだがすっきりとした甘い香りが漂ってくる。
とても良い香りでしつこさがない。

もちろんレモンマートルという名前が付いているので「葉」には強いレモンの香りがある。
そのままでは香りがないのだが、葉を折ったりあるいは指で「クチュクチュ」するとレモンの香りが漂う。

レモンの香り成分である「シトラール」をレモンやレモングラスよりも含む植物で、「レモンよりレモン」と呼ばれる所以である。

最後は、横顔・・・
本当はこの季節であれば、庭に出して太陽をバンバン当てれば良いのだが、出す時期が難しく、ヘタに出すと葉が日焼けしてボロボロ落ちてしまう。

花が終わったら、外に出そうと思っているのだが、取り敢えずは、日陰でのデビューとなりそうだ。


編集後記

新型コロナワクチン接種
 6月25日に一回目の接種を受けた。
 筋肉注射と言うことで緊張していたら、あっけないほど痛みを感ぜずに終わってしまった。
 採血よりも数段痛くない。
 その後は注射をしたあたりに鈍痛があったのだが、3日目の朝にその鈍痛も全くなくなっていた。。
 それに気を良くして7月16日に第2回目の接種をしてきた。
 注射は全く痛くなく、その日も就寝までは、打った辺りにわずかに鈍痛を感じる程度だった。
 が、翌日、腕の痛みは増した感があり、それはやむを得ないと思ったのだが、問題は熱である。
 朝から37℃超えの熱が出て、だるい感じがあった。
 しかし、正午には38.1℃と熱が高くなってしまい、それに伴って、めちゃめちゃだるさが増し何もやる気が起きない。
 テレビでもとか、スマホでニュースをとか、そんな気が全く起きないほど倦怠感が凄い。
 それでもと思ってテレビをつけてみたのだが、目はうつろでテレビなど見ていないし、テレビからの音声が癪に障る程イラつく。
 結局、ほぼ24時間ベッドに括りつけられて、起きては寝て、寝ては起きるという生活をしてしまった。
 これで良かったのかもしれないが、完全復活までには3日を要してしまった。
 

 ということで今回でトータル625回目の更新、そして2021年になって3回目の更新である。これからどんどん更新していきたいと思う。期待してもらいたい。


【更新状況】
今回はこのページ中心の更新であった。また、最初のページの「今月のハーブ」の花を、季節ということもあって「タンジー」に変更。

【更新方針】
原則、時間があるときに更新すること。ただ、最近の傾向としてやや滞りがちになってしまっているので、ブログでハーブの話題を取り上げたときに、その内容を共有して更新していくことに方針変更することにした。それでも、基本は、無理せず、焦らず、自然流でいくことにしたいと思う。『中年の独立国ブログ版』も出来る限り継続的に更新していこうと考えている。



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