マートル開花


 6月11日(水)の朝に庭のマートルを見ると雨の中、やっと一輪開花していた。

 大体、毎年梅雨入り宣言の前後に咲き始めるので、つぼみの膨らむのを見ながら楽しみにしていた。
 雨の中の清楚な感じがとても好きで、純白の花弁、蕊も凄く綺麗だ。

 マートルの花はほぼ1日花で翌日の夕方にはボロボロと蕊と花弁が落ちる。
 そして真ん中に残った雌蕊だけがしっかりと残り秋には実を大きくするわけだ。



   マートルは葉が良くハーブやスパイスとして利用される。

 独特の香りがあって、多分、肉料理などの匂い消しとして、というよりはむしろ風味付けでの利用ではないかと思う。
 花はエディブルフラワーであるが、まだ、食したことがない。
 明日朝の朝食のサラダにちょっとだけ入れてみようかなと思っているところだ。

 マートルの花はこれからが盛期で、2週間ぐらいで終期を迎える。
 たくさんの蕾が出番を待っている状況だ。



 その前後でドワーフマートルが咲き始める。
 そして、ドワーフマートルが終わる頃にレモンマートルが開花する。

 しばらくは、マートルの花を楽しむことができそうだ。

 

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編集後記

 父の肖像
 アルバムを見ていたらこんな写真が出てきた。
 多分、昭和18年ころに撮影したものではないかと思う。
 場所は、北支那河北省盧龍県でのものと考えられる。

 父は1919年生まれなので、生きていれば今年で106歳になるのだが、2015年に亡くなってしまった。
 写真撮影したのが昭和18年の早い時期と考えれば、このときの父は24歳である。
 父の周りに写っている人たちもやや若い人もいるのだろうが、いずれもいまは100歳は超えているはずである。

 今年は昭和100年である。
 昭和の初期に戦争に行って無事戻ってきたことで今の自分があると思っている。
 ちなみに、父は1段目の真ん中にいる人物である。
 この年の11月に召集が解除され、そのあと10か月間くらい東京で生活していたらしいのだが、翌年昭和19年9月に再召集があり、そのあとは色丹島で越冬し、昭和20年5月に北海道に引き上げてきたという経緯がある。
 大変な時代であったことは確かで、それから迎えた終戦〜戦後の混乱〜昭和の終わり・・・
 やっぱり戦争は無いほうが良いと心から思う今日この頃である。  


【更新状況】
今回でトータル639回目の更新、そして2025年となってからの2回目の更新である。今回はこのページのほかに、まさにホームぺーの顔となる最初のページの「今月のハーブ」をやっと咲き始めたオレガノに差し替えた。ほぼ2か月振りの更新となってしまった。まあ、気が向いた時にちょこっと更新していこうかと思う。

【更新方針】
原則、時間があるときに更新すること。ただ、最近の傾向としてやや滞りがちになってしまっているので、ブログでハーブの話題を取り上げたときに、その内容を共有して更新していくことに方針変更することにした。それでも、基本は、無理せず、焦らず、自然流でいくことにしたいと思う。『中年の独立国ブログ版』も出来る限り継続的に更新していこうと考えている。



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