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写真葉と花
学名等[学名]Alchemilla [英名]Lady's mantle, Lion's foot [和名]ハゴロモグサ
特徴ヨーロッパ北部原産のバラ科の多年草
利用部茎葉・根・花
育て方一般には、石灰質を含むしめったローム層を好むとされていますが、実際に育ててみると、何処でも良く成長し、あまり土質を選ばないようです。
種は春、又は晩夏に蒔き、株分けは春と秋に行うことで殖やします。
利用法ハーブティー(レディーズマントルティー:生葉で作るときは、1人につき葉1枚を目安。若干、苦みがあり好みで甘味を付けても良い。)や生でサラダなどに入れたりします。また、化粧品等にも使います。
その他名前は「聖母マリアのマント」という意味だが、古来から女性のためのハーブとして人気があるものです。
成 分タンニン、サルチル酸等
作 用収斂、健胃強壮、創傷治癒等
追 記
その1 2000.2.5

 左の写真は真冬のレディースマントルである。関東地方では確実に越冬するハーブである。
 2月の厳寒期、庭のあちこちで小さな塊となって冬を越している。

 初夏には大きく葉茎が伸びて、スゥーと伸びた花茎の先にかわいらしい黄色の花を沢山つけるハーブなのだが、今は左の写真のようにこんなにも小さい。

 主に婦人の病に効果があることから名付けられたハーブ名なのだが、同時に傷薬としても重宝されているハーブである。タンニンやサルチル酸などを含んでおり、健胃強壮薬としても使われている。


その2 2000.2.27
 山形県の「正作ジッチャ」さんからの情報です。

 「積雪が2メートルにもなる西蔵王の開墾地に植えてあります。
 とても成長力が強くて,毎年,こぼれたタネから発芽し仲間を殖やしてくれます」

 ということですが、関東地方ではかろうじて緑の葉のまま越冬するのですが、それよりも寒い地方は実生や、あるいは正作ジッチャ様が言われているように

「山形のような寒冷の地では,宿根化して,冬期は葉が枯れて冬を越します。当然,根はしっかり生きてますから,春には綺麗な緑の葉を茂って見せてくれます」

と言うことになります。
 正作ジッチャ様、情報ありがとうございます。

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