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写真若葉果実
学名等[学名]Coriandrum sativum[英名]Coriander[和名]コリアンダー、シャンツァイ
特徴地中海沿岸・東ヨーロッパを原産とするセリ科の1年草。
高さは60cm程度まで成長する。
若葉は独特の風味があり、人によって、好き嫌いが激しいといわれるハーブです。
利用部葉、乾燥した種子
育て方春、秋に直播き(夏の暑い時期は避ける。)にし、途中で間引きながら株間20cmくらいで育てます。蒔く場所は、日当たりが良く保水力があり通気性の良い肥沃な場所を選びます。
種をまく2週間程度前に1平米当たり100g程度の苦土石灰をまき良く土に混ぜ込んでおきます。 この条件があえば、プランターでも十分可能。なお、種は一晩水に浸けてからまいたほうが良いでしょう。また、雑草などはこまめに取るようにしましょう。
利用法中華料理・インド料理中心にいろいろな料理の付け合わせやサラダの材料などに使われます。
乾燥した種子は、カレー料理で有名な「ガラムマサラ」の原料になります。また、種をあたり鉢で摺ってカレーに直接入れたりもします。
Recipe等コリアンダーと鶏肉の炒め物牛肉の香草焼き−味噌風味ピータンのコリアンダーかけぼらとコリアンダーを使ったマリネ
収穫15cm程度となったら使い始めます。
我が家では、主にサラダや肉料理に使いますが、レシピで紹介したようにピータンなどの中華食材とあわせて使うようにしています。
追記 その1  2003/6/22
 コリアンダーという名前を聞くと、それだけで拒否反応を示す人が多い。香りが独特てなじめない場合が多いようだ。
 ところが、幸いなことに、我が家はこの香りがするコリアンダーが大好きなのである。
 6月28日土曜日に畑の草取りを兼ねていくつかのハーブを収穫した。1週間採るのを忘れた結果巨大となってしまったズッキーニを数本。バジルを数枝。青紫蘇を一枝、ロケットを数枝といったところである。
 その帰りにコリアンダーを見ると白い花をつけている。カメラを持ってくるのを忘れたため写真が撮れない。が、収穫が多かったこともあって、写真は明日撮ろうと考えて家に戻った。
 そして、今朝。、再度畑に行ってみたところ、条件が良かったのか、コリアンダーのたくさん花が咲いていて、撮影には天気も味方してくれた。そんな中で幾枚かの写真を撮ることができた。

 左の写真は花そのものである。花弁は白なのだが、中心部は僅かにオレンジ色で花が非常に小さいため、多く咲いていないと目立たない花である。花の大きさを分かってもらうために右の写真を用意した。右の写真は、コリアンダーの花に蜜を求めにきた「ハナアブ」が被写体となったものである。ハナアブを真正面から撮影したため顔つきは実に良く分かるのだが、「ハチ?]って疑問も湧き面白い構図である(ハナアブということは確認済。)。

 さて、このコリアンダーの利用方法なのだが、大好きな我が家ではサラダにかなり多く混ぜ込んで使っている。本などではスープの浮き実などと書いてあるが、そんな少ない使い方では香りも味も楽しめないのである。「ドバッッ」と使うのである。そのため自宅で栽培するのであるが、最近はスーパーなどでもかなり安く柔らかくて美味しいものが売られている。
 利用部分は葉と種子であるが。種子は完熟したものの香りが抜群で、カレーなどに重宝する。

 先日、BBSの中で紹介されたつくば市にあるタイ料理の店でトムヤンクン等数種類の料理を食べたが、このコリアンダーが「これでもか!これでもか!」というほどふんだんに使われていて、感涙に咽んだものである。もちろんこの店のファンになったことはいうまでもない。


その2 2004/3/21
 先週の温かさが一転して、昨日は真冬並の寒さとなった。冷雨が1日中降り続き庭のミモザもすっかり形無しとなってしまった。
 そして、今日21日は天候が回復し太陽が顔を見せてはいるものの風は冷たく寒い。
 それでも畑の様子が知りたくて、温かくなってきたところでカメラと収穫用の籠をもって畑に行ってみた。
 ところが、2月末に土起こしをするのを忘れていたため、大分雑草が生えており、最初は雑草を全部取ることにした。もちろんデジカメで撮影したり収穫したりは後の楽しみとなる。
 小1時間で畑の整理が完了。昨年取り残してしまったレモングラスは白茶色となっているものの香りが高く…そのままお茶にしても十分なくらいの香りだ。だが、これも今は取り除かなければならない。そして、今回取り除いたものは、細かくして土に埋めそのまま堆肥とした。

 そんな中かで、左の写真、どう考えてもロゼットで冬を越したと見えるのだが・・・。実は、これも雑草を取っているときに、タンポポみたいな感じであったので一緒に抜こうと思ったの訳である。が、ちょっと先端の葉の形に見覚えがあったので、抜く前にその部分を切りとって潰して香りを確かめてみた。
 う〜ん、絶対に忘れられない香りである。
 なんとコリアンダーだったのである。
 考えてみれば、昨年このあたりでコリアンダーを育てていたのだから、残っていても不思議ではない。ただ、昨年は11月末のところで全部収穫してしまった筈である。多分、その後に芽が出てきたと考えられることから、若しかしたらこれも実生なのかもしれない。
 ありがたいことに、我が家では皆、コリアンダーが大好きなのである。若い生葉も大量に使うし、コリアンダーシードも香りが好きだ。もちろんカレーには欠かせないスパイスのひとつなのである。

 ということで、今回は畑の状況の報告となってしまった。
 畑では、このほかにルバーブが細かくたたみ込んだ葉を伸ばし始めたし、チャイブも10cmくらいまで伸びてきた。ホースラデシュも若い葉を伸ばしてきている。サラダバーネットは既に利用できる段階になっている。来週はこのあたりの報告になりそうである。


その3 2004/6/13
 中年の独立国の畑でも、ハーブの花期が終わったものに順番に果実がなりだした。
 果実というよりは種子といったほうが良い。

 左の写真の緑の種子がコリアンダーである。
 コリアンダーも大好きなハーブなのである。葉や茎の独特の香りが忘れられず、毎年、畑にいくつか種子を蒔く。ところが、なかなか上手く発芽させることができない。たいていは前年のこぼれ種から実生で発芽して育つケースが多い。今回もそのケースであるのだが、花が沢山咲いたわりには種の数が少ない。

 このコリアンダーも葉や茎の香りと種の香りが異なるのである。結構大量にコリアンダーシードは使うので、いつもはパウダーと共に大量に買い揃えてしまうのである。もちろん使い勝手はエスニック料理やカレーである。カレーのベースはこれにクミンシードとそのパウダー。そのためにいつもいつもコリアンダーは何らかの形で我が家にはある。
 今年は、あまりか部数が多くなく、種の収穫・利用は期待できないので、そのまま完熟させておき自然に畑に落として来年更なる大量の収穫を狙おうと思う。

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