写真 | 花 | 葉 | 花 |
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学名等 | [学名]Symphytum officinale | [英名]Comfrey | [和名]ヒレハリソウ |
特徴 | ・アジア・ヨーロッパを原産とするムラサキ科の多年草で1m程度の高さまで成長します。ボリジの近縁種 | ||
利用部 | ・生または乾燥した葉・根 | ||
育て方 | ・保水性の高い肥沃な土地を好む。増やすときは、株分けによる方が確実でしょう。
・かなり元気なハーブでいくらでも増え、かつ栽培が容易なことが知られています。 | ||
利用法 | ・ ・またやけどや切り傷などに効き、骨折・捻挫などにも良いとされています(英名の一つにbonesetと言うものがあります。)。 | ||
Recipe | ・ | ||
成分 | ・粘液・タンニン・アラントイン・精油etc | ||
参考 | ・ヨーロッパでは飼料用作物として栽培されています。 ・1999年夏、北海道を自転車で旅行したとき、国道40号(旭川−稚内)の道端に無造作に沢山群生していて、紫の花がついていたのが印象的でした。 | ||
追記 | その1 2004/6/20 2004年6月14日、厚生労働省からハーブの一種であるコンフリーについて以下の注意が出ました。 参考までに掲載します。 本日、食品安全委員会かび毒・自然毒等専門調査会にて、シンフィツム(いわゆるコンフリー、以下「コンフリー」という。)及びこれを含む食品の取扱いについて、「コンフリー(Symphytum spp.)が原因と思われるヒトの肝静脈閉塞性疾患等の健康被害例が海外において多数報告されていること、また、日本においてコンフリーを使用した健康食品等がインターネットを使って販売されていることなどの情報から、日本においてコンフリーを摂食することによって健康被害が生じるおそれがあると考えられる」旨の意見の一致が見られたところです。 これを受け、厚生労働省は、コンフリーの製造・販売、摂取等に係る留意事項を次のとおり示したところですので、情報提供いたします。 一般消費者に対し求める事項 ・ 販売されたコンフリー及びこれを含む食品の摂取を控えること ・ 自生し、又は自家栽培したコンフリーについても、その摂取を控えること 《参考》 シンフィツム(いわゆるコンフリー)とは 別名:ヒレハリソウ 学名:Symphytum spp. (主な種) Symphytum offcinale : 通常のコンフリー Symphytum asperurn : プリックリーコンフリー Symphytum x uplandicum : ロシアンコンフリー (コンフリーを含む製品では、これらの種類が区別されていない場合あるいは交雑種を使っている場合がある。若い芽や若い葉は茹でるなどして食べられることが知られている。) シンフィツム(いわゆるコンフリー)に関するQ&A Q.1 シンフィツム(いわゆるコンフリー)とはどのようなものですか。 A.1 別名ヒレハリソウともいう。ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草本で、主な種として、通常のコンフリー(Symphytum offcinale)、プリックリーコンフリー(Symphytum asperum)、ロシアンコンフリー(Symphytum x uplandicum)などがあります。コーカサスを原産地とし、ヨーロッパから西アジアに分布しています。草丈は60〜90cmで、直立し、全身に粗毛が生え、葉は卵形〜長卵形。初夏から夏にかけて花茎を伸ばして釣り鐘状の白〜薄色の花を咲かせます。我が国には、明治時代に牧草として入り、一時長寿の効果があると宣伝され、広く家庭菜園に普及しました。{参考:丸善食品総合辞典(丸善株式会社) 他} Q.2 コンフリーを摂食することでどのような健康被害が知られていますか。 A.2 諸外国では、コンフリーを摂取した場合の主要な健康被害として、肝障害が報告されています。主な肝障害は肝静脈閉塞性疾患で、主に肝臓の細静脈の非血栓性閉塞による肝硬変又は肝不全です。主症状は、急性又は慢性の門脈圧亢進、肝肥大、腹痛です。 Q.3 コンフリーを含む製品を摂取していますが、どうすればいいですか。 A.3 摂取を中止してください。また、気になる症状がある場合には、最寄りの医療機関で診察を受けてください。なお、日本国内でコンフリー又はこれを含む食品を摂取したことによる健康被害事例は、これまで報告されていません。 Q.4 自生あるいは栽培しているコンフリーは有害ですか。 A.4 自生あるいは栽培しているコンフリーであっても食用とすることで健康被害が生じるおそれがあると考えられるので食用にはしないでください。なお、コンフリーが生育している環境中で生活していてヒトの健康に影響を及ぼすようなことはありません。 Q.5 外国ではコンフリーの規制はありますか。 A.5 米国では、コンフリーを含む栄養補助食品の自主回収等を勧告しています。カナダでは、コンフリーを含むNatural Health Productについては、当局の許可を得ている製品以外は販売禁止となっています。オーストラリアでは、コンフリーの一部の種類は意図的に食品に添加することを禁止する植物とされています。 2004年6月18日追加された情報はここをクリックしてください。 |