太陽系の形成と斉一論
・太陽系の形成過程において、斉一論が使われています。標準的な太陽系形成論では、
「大きなガスの渦ができて、その中心部が太陽になった。そして、太陽の周りをまわっていたガスやチリがしだいに集まって、いくつかの塊になった。それがだんだんに大きく成長して今の9つの惑星になった。また、惑星になりきれなかった塊は、粉々に砕けて小惑星帯を形成した。」
・これが、現代の太陽系形成論です。ここに斉一論が使われています。どこかというと、惑星が形成した後はただ静かに時間が過ぎていったとしているところです。しかも、何億年もそうだったとしています。その静かな時間の中で、惑星は独自に進化、成長をしたというのです。
・さて、この斉一論の使われ方は正しいのでしょうか?大はハッキリ、「正しくない!」と断言します。大はこの説に存在する小さな矛盾も見落としていません。
・そもそも、斉一論を使う理由がないのです。人間の感覚で、「今現在静かなので、昔もそうだった。」と、勝手に思っているだけなのです。思い込んでいるだけで、何も裏付けがないのです。その証拠に、どの学者もこの斉一論が正しいことを証明していません。それなのに、学者は自明の理として斉一論を使っているのです。
・ところで、太陽系の各惑星には、大異変の跡が存在しています。惑星に残された大異変の跡というのは、無数のクレータ、表面の溝、地軸の傾きなどです。(詳しいことは、これから書くかもしれない「宇宙論」を参照して下さい。)
・斉一論では、これがうまく説明できないのです。
・現在、斉一論ではこの大異変の痕跡をこう説明しています。