[大のホームページ案内]

[最新データが語る科学真理の目次][斉一論の目次]

地層学における斉一論に迫る

最終更新日・・・1996/09/26
新規作成日・・・1996/09/26
著作者・・・大(だい)


クラゲの化石の謎
・さて、化石はどうやってできるのでしょうか?
アカデミズムの説明では、
「動植物の死骸が土に埋もれて長い年月を経て石化したものである。」
とあります。この長い年月というところが、実は斉一論なのです。
・大は「化石の謎」についても小さな矛盾を見落としてはいません。まず、この”長い年月”というものが実に怪しい。怪しすぎる!
・第一、動植物の死骸は長い年月が経つと分解されてなくなってしまいます。その良い例が、クラゲなのです。クラゲの化石は現在、ものの見事に存在しています。そして、アカデミズムもこの存在を認めています。
・さて、クラゲが化石になる時を考えてみましょう。これが結構クセ者です。
・アカデミズムによると、
「クラゲが死んで、この死骸が海底の砂の中に埋もれて化石になります。」
と説明されています。
・しかし、この説では一つ見落としがありますね。それは、クラゲが死んだらただちに流されてしまう点です。そう、海底に埋もれる前に死骸は分解されてしまうでしょう。なぜならば、クラゲの体のほとんどが水でできているのです。これではいつまでたっても、クラゲの化石ができません。化石ができるとすれば、
「大量の土砂が海に降り注いでクラゲが瞬時のうちに土砂の中に埋もれてしまう。」
ということしか考えられません。これは、激変論ですね。
・この化石の形成過程に対して斉一論ではうまく説明できないのです。

地層の模様の謎
・さて、地層はどのようにして形成されるのでしょうか?アカデミズムの説明では、
「長い時間をかけてゆっくりとその時代の土砂などがたまり、成長していくものである。」
と、あります。長い年月で地層が成長するというところに斉一論の考えが存在しています。
・しかし、大は「地層」についても小さな矛盾を見落としてはいません。長い時間をかけて形成したのであれば、地層の層と層との間の境界線はぼやけたものになります。しかし、現実にあるのはそうではありません。
・なぜ地層と地層の間はクッキリとした境界線があるのでしょうか?
それも突然、時代が変わったように層と層との境界ははっきりしていますね。実はこの点に関しては、何も説明されていないのです。
・大が支持する説では、地層は長い時間をかけて形成されたものではないのです。ごく短時間に形成されたものなのです。ちょうど、コップの中に土を入れてさらに水を入れて、良くかき混ぜた時のようです。しばらくたつと、重い粒からコップのそこに沈んでいきます。軽い粒は上の方に時間をかけて沈んでいきます。そして、透明のコップを使ってこの実験を行ってコップを側面から見ると、きれいな地層ができているのを発見するでしょう。
・大がいいたいのは、先の実験のように地層は短時間で形成されたのです。だからこそ、地層にはきれいな模様があるのです。
・この考えはいわゆる「激変論」です。


[最新データが語る科学真理の目次][斉一論の目次]

[大のホームページ案内]