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人類文化論における斉一論に迫る

最終更新日・・・1996/09/27
新規作成日・・・1996/09/27
著作者・・・大(だい)


シュメール文明の謎
・人類文明はとのようにして発展してきたのでしょうか?アカデミズムの説では、
「最初に人が集まる集落ができて、それが発展して村や町ができる。そしてもっと大きくなって、国になる。また、その文化は前の時代のものを受け継いだ形になり、さらにその時代の人によって発展していく。」
とあります。文化が発展していく過程は、前の文化を受け継いでさらに発展させていくということを繰り返していくのです。この説の”だんだんに発展していく”というところが、実は斉一論なのです。
・さて、この斉一論の適用の仕方は正しいのでしょうか?うん、一見正しいように見えます。しかし、大はこの説に存在している小さな矛盾を見落としません。さてその答は、人類最古の文明と呼ばれているシュメール文明にあります。
・シュメール文明は謎に満ちた文明です。今から4500年前に栄えた人類最古の文明ですが、現在の私たちの文化に近いものを持っていたのです。それは、文明のもっている伝説・神話から、法律、政治、税制度、学校、数学、天文学などです。しかも、それぞれレベルが高かったのです。
・人類最古の文明なのに、その文化レベルは高いことが分かったと思います。その意味で、シュメール文明の文化と現代の文化はそんなに違いがありません。シュメール文明は、突然登場したにも関わらず、文明成立時に高い文化レベルを持っていたのです。つまり、文化は少しずつ発展していくという斉一論は何も説得力がありません。そういうことで、大の意見を分かってもらえたでしょうか?
・現在、アカデミズムはシュメール文明の存在を認めています。しかし、どんな文明だったのか、どういういきさつで成立したのか、どうして最初から高い文化レベルを保持していたのか、という問題には全然答えていないのです。
・この謎の多いシュメール文明ですが、今後大はこの謎に果敢にもチャレンジします!!
・一応、その予定はあります・・・。一応ですよ。(^o^;)

・また、エジプト文明にも同じ事が言えますね。エジプト文明が成立した時には、既に高い文明を持っていたのですから。


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