ストレス病

ストレス病 Welcome
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ストレス度チェックリストと対処法付き。

頭がヅキヅキ、歯はボロボロ、

腰がビリリ、肌にボツボツ・・・

その症状、ひょっとして！？

ボクらを襲う

「ストレス病」のすべて。

◆ストレスとストレッサー

ストレスという言棄はよく、ストレスとストレッサー（ストレス刺激）を混同して使われるが、本来は外がらの刺激をストレッサー、それによつて引き起こされる体の状態をストレスと呼ぶ。

この状態をゴムボールにたとえるとわかりやすい。

ボールは普通、外の圧力と中の圧力のバランスがとれているので、丸くきれいな球体。

ところが、どこかを必要以上の力で押すとボールば歪んでしまう。

この歪んだところにかかる圧力の状態を「ストレス」という。

◆いったい「ストレス」とは？

そもそも、ストレスとは何なのか。

サラリーマンのストレス性疾患の治療に多く当たっている日比谷国際クリニック院長・三木治氏に聞いてみた。

「本来、ストレスとは人間が外から刺激を受けた時に生じる〃歪み〃のことを指し、その刺激をストレッサーと言います。

そして、この刺激に対する人間の生体反応をストレスと呼ぶのです。

ストレスの感じ方というのは人によって差があって、ある人には「適度な緊張感」が、他の人にとっては不快なストレスということもある。

ですから、どんなストレスが不快で、どんなストレスが適度な緊張感となるかは一概に言えません。

ただ、一般的には圧迫や強制、繁迫というようなものを不快な刺激と見なし、それによって生じた歪み、あるいは不快なストレッサー自体をストレスと呼んでいます」

この、いわば悪玉のストレスには気温や気圧といった物埋的なストレス、騒音や大気汚染、住環境などの環境ストレス、病気やけがなどの身体的ストレスがある。

さらに、家族や親しい人の死、不幸などの精神的なストレス、戦争や政情不安、リストラや倒産といった社会的なストレス、家族や友人など対人関係のストレスも。

だが近年、社会が複雑化するにしたがって、ストレスの種類はどんどん増えている。

それらが複雑にからみあって人間を刺激してくるので対処はむずかしく、結果として「今の世の中には、不快なストレスが増えている」（三木氏）という。