有芝まはるちゃんの菊花賞報告
〜1週早いエリモかな
1.競馬ジャンキー達
土曜日から「前日入厩」で京都入りを予定していた、関東サラリーマンチームのうちで
は、土曜日から馬場入りのために、朝早く待ち合わせることになっていた。その中で、
更に、土曜日の3場制覇を目指して、後楽園場外に朝9時に待ち合わせていたのが、戸
谷・中村・久賀・日没各氏に有芝の5名。
よくよく考えたら、目茶苦茶な競馬漬けモードなのだが、あんまり異常とも思えない辺
り、全て皆これ駄買狂だった、ということだったのかも知れない....しかも、開門のベ
ルを聞いて「ん?締め切り?」とビクついているあたり..
2.まずは感動のご対面&前日追い
さて、後楽園場外でざっくり馬券を買い、たんぱの実況で結果をざっくりチェックしな
がら、淀に到着する。8Rの締め切り直前で、思わず新聞に目を遣るが、さすがに皆ケ
ン、スタンドに到着すると、すでにばっちりゴール板前スタンドに席取りしていた石丸
・高柳両氏が座っている。これで、石丸氏が実はとてもブサイクだったり、高柳氏がい
しだ壱成みたいなやわっぽい感じだったらショックだったが、大体期待のスコープを外
さない程度に石丸さんは優さ男系であり、高柳さんはがっしりしておられたので、まず
は順調に対面を果たす。そして、「御大の競馬新聞」も見せていただく。ファミリーナ
ンバーと、出・超出の表記が、全レースにわたって非常に丁寧な筆致で書かれているの
に、思わず嬉しくなってしまう。「本当は母母父くらいまで書きたいんやけど、なかな
か時間無くて」という御大であったが、それでも福島メインで、リップルの馬柱の上に
、「X染色体上にネヴァービートの3×4!!」と書かれていた。「これはオグリの仔やけ
ど、これからちょっと楽しみやろ〜」と御大。
う〜ん、流石。
メイン終了後、指定席で観戦していた田崎氏、柴田氏のお二方もおいでになり、前日追
い1次会へ。柴田さんには、色々なお馬のお話、パドックの直感、そして田崎さんとと
もに編み出しているスピード指数などについて、色々聞かせていただきました(^^)結構
予想法の世界は奥が深いものです(^^;
さらに、加藤氏が合流し前日追い2次会へと向かい、エリザベス女王杯のメジロランバ
ダ並みのハードな前日追いをこなしていったのだった。もうDW3F37秒台、或いは坂
路50秒台という感じ。ここで久賀さんはいい加減声が嗄れはじめる。
3.いよいよ当日!
前日追いだけで話が長くなってしまいました。
いよいよ当日、1Rから間に合うべく、気合を入れて9時集合したものの、1Rには間
に合わず。このあたりから、もう歯車は、少しづつ狂っていたのかも知れない。いの1
番の2R、後ろで「うわコバテツ鼻か?」の御大の声、しかしコバテツ逃げる逃げる
「うわー単勝か?]と御大。どうも、小林徹オンワードフラッグが1号族のメジロライ
アン産駒だったということで、相応の評価をしてたらし
いが、まさか勝つまではと思っていたらしい。単勝万馬券、馬連20万という、京都競馬
場の強烈なジャブを見舞われつつも、レースは進む。3Rではエガオヲミセテが人気し
ていて「そいえば、マチカネのフクキタルとかの名前募集のときマチカネメニハメヲと
、マチカネハニハハヲなんて考えたんですけど、あの時はヲがダメだったんですよねぇ
」などとうそぶいてるうちに、エガオヲミセテは出遅
れ沈没。荒れる予感がする。しかし、4Rでは、人気のダイイチレーサーからキュンテ
ィア、ホッコーアンバーに流した後、迷ってタテ目を切って2点勝負すると、外を回っ
てじりじり伸びてきたダイイチレーサー、キュンティアとホッコーアンバーに届かんで
はないか!!斯くして、日没氏と仲良くタテ目。誰ですか、差さんでええとか言ってた学
生さん?
さて、馬券話は置いといて、その間に5R後からはじまったご対面の話。
おおた@ターフジーニアスさんは、恐らく一番予想していた通りの暖かめの人でした。
一方、たにがわさんは、いつもMLに「怪しい予想」ということを書かれているので、
怪しげな人を連想していましたが、どうも方向性が全然違っていたようで、でも、グラ
サンを外したら、何となくアウトドア系な趣味の似合いそうな雰囲気を持った人でした
。連れの方も(あれ、名前聞いてない(^^;)、優しげ
でいい感じでした。そのほか、原田さんや品濃さんともご挨拶。ちょっと席が離れてい
たのでこの場ではあまりお話できず。大須賀さんは、ちょっと予想よりも年上の方でし
たが、理知的で落ち着いた方で、メールの筆致から受ける印象そのままの部分が強かっ
たです。
その後、午後になっても、人気で決まると騎手が佐伯−久保田という「そんな組み合わ
せで決まるか〜」みたいなレースだったり、一方で、穴狙いに徹してるうちにシイタケ
馬券をきっちり逃がすという体たらく。
ついに、菊花賞エリモダンディーに万馬券の夢を託すのみとなった。9Rからがっちり
席を離れずにその場を待つ。ファンファーレの手拍子などに耳もくれずに、ゲートイン
を見守り....「さあお待たせしました、第xx回菊花賞、スタートしましたー!」の実況
。テイエムトップダンが1000で刻むペースは、ほぼ予想通り、追い込み馬の位置どりも
、まぁ大体そんなもの。ただ、フクキタルが掛かりぎみに先行している。ここからペー
スが緩んでずっと3角までそのまま、しかしそのあたりで、河北外へ、しかし突然中団
の馬群がごちゃつく。ぎっしり詰った馬群に、外をまわった河北は相当距離ロスをして
、一方シルクジャスティス辺りは動けない、一方でメジロブライト辺りは比較的スムー
ズに外を上がっていく。ここで差し馬達の雌雄は決してしまった。あとは幹夫がどんな
走りを見せるか。しかし、直線、マチカネフクキタルの所だけは道があいた。ブライト
も伸びるが、いかんせん長く器用な脚を使えない馬、せいぜいトキオエクセレントを馬
場の悪い所に封じ込めて着を上げるしかない。その間に、連れて突っ込んで来たダイワ
オーシュウ。善臣の長距離としては素晴らしい根性でじりじりと上がって2着を確保し
た。唖然とする一団。「これは結構つくでしょう」と石丸さん。しかし、出てきた配当
は、たったの3960円。ここのメンバーってそんなに馬券下手やったんか....またどんよ
りとする中、越後さんが一言「やっぱBold Rulerは京都向きですよ」。
うーむ、おそるべし、淀。
しかし、考えてみれば、「Personal Ensignのファミリーナンバーって幾つでしたっけ?
」とか聞いたときに、すっと2方向から「5号族か6号族ちゃう」とか「6号族ですよ
」とか答えが飛んでしまうような、恐るべき怪しげな一団である。マチカネフクキタル
なんて買えんよなぁ。
4.闘い敗れて....
中山や、府中の長い帰り道というのは、確かに混雑してるのだが、このオケラ街道はあ
る種閉ざされていて、まだオケラの連帯感で歩けるものの、淀のオケラ街道はキツイ。
何せ、オープンエアで街中の狭い小路を10万人から歩いていくのだから、ハッキリ言っ
て市中引き回しの苦行っす、これは。そして、淀の狭い改札の前に、何故かこれ見よが
しに立つスピードくじの屋台。
第一勧銀もこの程度商売してるなら、潰れんだろう。
しかし、あそこで買いに並んでしまう久賀さん、やっぱり終わってます(^^;;;
#もちろん、「終わってます」は褒め言葉です(^-^;;;
して、荷物抱えて2次会へ。あまりに疲れて、四条河原町の交差点から八坂ごときでタ
クシー使ってしまった私であった。 #かねないのに
有芝まはるちゃんのオフミX次会報告