方広寺・寺紋

 「寺紋」とは、各寺院が自らの由緒を示すために用いる紋のことをいい、【第844号】において、釣月寺の寺紋について紹介しました。
 本山である方広寺の寺紋は、本山のウェブのトップページに、本山の名称とともに載っている、「五七の桐に十六八重菊」です。桐も菊も皇室に縁のある家紋です。当山の開山様である無文元選禅師(むもんげんせんぜんじ)は、後醍醐天皇の皇子として誕生されています。この由緒がこの寺紋を用いていると思われます。


釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年2月24日(水):第1774号】