吉良の二ヶ寺

 西尾市吉良地区には、名刹が多くあります。【平成25年9月27日(金):第894号】において、三ヶ寺を紹介しましたが、今回は南部地区にある二ヶ寺の紹介です。

 金蓮寺  場所の地図
 曹洞宗の寺院で山号は青龍山といいいます。寺伝について、山門前に次の解説がありました。

 文治2(1186)年源頼朝の命を受けた三河守護がこの地に弥陀堂を建立したという。県下最古の木造建造物で、全国的にも数少ない平安時代の阿弥陀堂建設の流れを汲む優美な建物である。昭和29(1954)年に完成した解体修理により桧皮葺(ひわだぶき)に復元され、翌年国宝の指定を受けた。

 県下最古の木造建造物というだけあって、その風格をただよわせていました。この地区は名水の里ともいわれ、境内には「お不動さんの名水」があり、この水を飲むと金運に恵まれるととのことでした。訪れたときは私一人で、ゆっくりと散策することができました。 

国宝の弥陀堂 本堂 お不動さんの名水


 小山田地蔵(勝楽寺)  場所の地図
 曹洞宗の寺院で山号は萬松山といい、小山田地蔵という名前でとおっています。寺伝が山門前に次の解説がありました。

 延元3(1338)年に足利尊氏によって創建されたと伝えられる。もとは真言宗であったが、天正(1573〜1592)のころ曹洞宗の僧によって再建された。本尊子安地蔵菩薩は後白河法皇の御作と伝え、安産子育ての守り本尊として参詣者が絶えない。また、足利尊氏お手植えといわれる県指定天然記念物の大松があったが、平成18(2006)年に松枯れのため伐採された。

 小山田地蔵という宣伝看板を愛知県内で多く見受けます。ここが、その地であるということを実感しながら広い境内を散策させていただきました。広い駐車場が整備されており、きっと祈願日には多くの参詣者がにぎあうと思われました。

参道 本堂 奥の院
≪平成26(2014)年11月6日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年11月17日(月):第1310号】