津送儀 本番
昨日、私が総監として執り行う、津送儀が無事終了しました。前日のならし【第1260号】において、練習したとおりに役配の皆様方はきちんと動いていただきました。すべての式・斎筵が終了し、今は肩の荷がおりほっとしています。
津送の祭壇には、仏名幡、四弘請願文を掲げます。そして、和尚様が生前に使用されておりました経典、語録、筆硯などを前に、左に袈裟、念珠、法衣、鉢孟を、右にしょ杖、払子、竹篦、如意、印籠などをいずれも白紙で包んで、黒水引を掛け、それぞれの品名を書き添えます。(或いは遺品の品々を前に供え、斎会の荘厳の様に、左の衣桁に法衣を掛け、しゅ杖、払子を立てかけます。また、袈裟、座具、念珠、中啓を右の衣桁に掛けることもあります)
祭壇東側 | 祭壇中央 | 祭壇右側 |
住職が整然使用していた品々 | ||
祭壇中央前面 | 導師焼香 | 鼓鉢三通 |
≪平成26(2014)年9月29日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年9月30日(火):第1262号】