位牌堂(開山堂)

 釣月寺の本堂奥にある位牌堂は、嘉永7(1854)年2月に建立され、昭和9(1934)年頃、現在の瓦葺きに葺き替えられました。このたび、屋根替えをすることになりました。
 開山堂とも呼ばれており、中央正面に、開山様である「在徳健頴(ざいてけんえい)大和尚」、本堂を再建された、第9世住職である「竺隠玄厚(じくいんげんこう)大和尚」の頂相(ちんそう)と地蔵菩薩が安置されており、その右側に歴代住職位牌、左側に、本寺に多大な功績がある檀信徒様の位牌、その手前左右に檀信徒様各家のお位牌が安置されています。
 【平成24年1月2日(月):第260号】で紹介した「頂相」では、頂相を禅僧の肖像画と説明しましたが、功績が甚大な禅僧の場合は、頂相彫刻として祀られます。

【左側】檀信徒各家のお位牌
【中央】中興開山竺隠玄厚大和尚頂相、地蔵菩薩像、開山在徳健頴大和尚頂相
【右側】歴代住職位牌
位牌堂左側、檀信徒様各家のお位牌 位牌堂右側、檀信徒様各家のお位牌
≪平成24(2012)年12月24日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年12月28日(金):第621号】