方広寺 らかんの庭 場所の地図
【平成23年10月4日(火):第170号】で紹介した本堂裏手に今日紹介する「らかんの庭」があります。広大な庭園に、羅漢様が数多く鎮座しています。その数の多さに圧倒され、厳粛な気持ちになると同時に、お祈りすれば御利益がかなう気がしてきます。
この「らかんの庭」は、開山無文元選禅師が、中国修業時代に天台山方広寺で五百羅漢様を奉拝された故事により、江戸時代宝歴年間(1751〜1764)に拙厳和尚の発願により造られました。現在新たに平成の羅漢として、多くの信者様よりご奉納をお受けしています。また「らかんの庭」石標の左側に、与謝野晶子女史が昭和11(1936)年ご来山の折りの読まれた歌「奥山のしろがねの気が堂塔を あまねくとざす朝ぼらけかな」の歌碑があります。
≪平成24(2012)年11月6日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年11月19日(金):第582号】