玉陵(たまうどぅん) 場所の地図
昨日紹介した「首里城」のすぐ西側に、世界遺産「玉陵」があります。首里城の観光だけで、見過ごしてしまいがちですが、一見の価値があると思います。開園時間は、9:00〜18:00、観覧料は大人¥300です。資料館を先に見て、玉陵のことを知ってから、玉陵の見学に行く方がよくわかっていいと思います。
玉陵は、琉球王国、第二王統の歴代国王が葬られている陵墓です。玉陵は、中室、東室、西室の3つの建築物に分かれており、中室は葬儀の後、当時の琉球の葬制に基づき遺骸が骨になるまで放置し、数年後に骨を取り出して洗骨しました。洗骨した後に、遺骨を骨壺に収め、王及びその妃の骨は東室に納められ、他の王族は西室に納められました。建造物の外は外庭、中庭に石壁で仕切られ、中庭には珊瑚の破片が敷き詰められています。
平成12(2000)年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。
外壁から「玉陵」全体を望む | ||
「玉陵」西室 | 「玉陵」中室 | 「玉陵」東室 |
≪平成24(2012)年6月7日撮影≫ |