仏壇の祀り方A

 昨日、「仏壇の祀り方@」で、臨済宗の仏壇全体について説明しました。今日は、その一部分について説明します。昨日の画像を拡大したものを下に示します。香炉を中央に、向かって右にローソク立、左に花立が配置されています。これを三具足(みつぐそく)といいます。三具足の他に五具足があります。これは、香炉を中央に、外側両脇に花立一対、内側両脇にローソク立一対を配置する場合をいいます。三具足は、普段のときのお供えで、特別な仏事の際には、五具足にする場合もあります。

三具足(みつぐそく)の仏壇


 そして、高坏1対には、向かって右側に果物、左側にお菓子を供えるのが一般的です。果物やお菓子は、下記のように半紙を折った上に供えます。
 なお、仏壇を美しく飾ることを「荘厳(しょうごん)」といいます。

高坏に敷かれる半紙の折り方

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年7月25日(水):第465号】