方広寺 半僧杉 場所の地図
方広寺の山門【平成24年4月15日(日):第364号】をすぎ、五百羅漢【平成24年2月5日(日):第294号】が安置されている参道の途中に、半僧杉という巨木があります。この杉の説明看板には、次のようにありました。
方広寺「半僧杉」
■樹種 杉
■樹齢 600年(推定)
■樹高 43メートル
■幹周 5.75メートル
明治14(1881)年、三河方面から発生した山火事の際、当寺の住職東明禅師が半僧棒神殿に籠り一心に祈願したところ、黒煙の中に鈴の音が響き渡り、火炎を左右にきりさばく半僧坊の姿が見えたとの伝承がある。
残念ながら、寺も類焼の被害に遭ったが、半僧坊真殿と七尊菩薩堂だけが焼失を免れた。幸い大杉も火災を免れたため、以来、この杉は方広寺の御神木すなわち「半僧杉」として今日に語り継がれている。 浜松市指定天然記念物
平成23(2011)年5月 奥浜名湖観光連絡協議会
≪平成23(2011)年10月31日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年6月14日(木):第424号】