血脈(けちみゃく) 臨済宗の葬儀 bR
葬儀・告別式に際しては、血脈が用意されます。【平成24年4月25日(水):第374号】で紹介した三弔いで用いたものが、以下の写真です。
血脈は、お釈迦様の弟子であるということを示したもので、これを葬儀の際に、戒名とともに授与することで仏弟子になったことを示します。
葬儀の中で、「此れはこれ釈迦牟尼仏より的々相承(てきでんぽうそうじょう:仏法が師から弟子へ授けられ、継承されていくこと。)して我に至る。我れ今汝に授く。汝、今身(こんじん:現世における身)より仏身(ぶっしん:仏になった身)に至るまで此の事よく保つべし。」と唱え、血脈を授与します。
血脈 表側 傳法:師が弟子に仏法を授け伝えること。 沙門(さもん):僧のこと。 耕雲:私の道号(僧侶の名前) |
血脈 裏側 |
≪平成24(2012)年4月24日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年4月27日(金):第376号】