方広寺 三重の塔  場所の地図

 本山「方広寺」シリーズ第2号です。今日は、【平成23年10月4日(火):第170号】の本堂に続いて、三重の塔を紹介します。
 三重の塔は、広い境内の西側、駐車場の奥に、凛として建っています。
 三重の塔の案内文には、次のようにあります。


 三重の塔

 五代前の管長、間宮英宗老師のころ、京都の篤志家山口玄洞氏が寄付、建立したもの。
 山口氏は、大阪でラシャ問屋を営んでいて、第一次世界大戦中に財をなしたが、英宗老師の忠告で好景気のうちに商売を手びかえ、停戦と共にあちこちで倒産者相つぐなかに独り難をまぬがれ、その後も社業は発展したという。
 そうした故事から、この三重の塔は、「倒産よけの塔」として、全国の財界人がよくお参りにきている。 

≪平成23(2011)年10月31日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成23年11月5日(土):第202号】