堂内階段手摺

 今風のバリアフリーと違い、300年以上も経過した釣月寺の本堂は、階段がいっぱいです。また、山の中腹に伽藍がたっているため、境内回りも階段がいっぱいあります。
 年配の方がお参りする寺院において、少しでもその方達への負担を少なくしなければなりません。そのための手だてが、平成23年7月25日(月):第99号】で報告した参詣石段の手摺であり、【平成23年5月29日(日):第42号】で報告したお参り椅子です。
 そして、本堂における階段部分にも、なじみの建具屋さんに、平成21年3月に手摺をつけてもらいました。本堂玄関の入口部分と位牌堂への登り口です。この手摺を付けたことにより、本堂玄関や位牌堂入口が2分され、一見使いにくいようですが、年配の方にとっては、登りやすくなったと好評を得ています。

本堂玄関の手摺。登りやすいようにと手前の踏み台も
一緒に作っていただきました。
位牌堂登り口の手摺
≪平成23(2011)年7月22日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 平成23年7月27日(水):第101号】