5月4日(土)


5月4日の石垣からお届けします。

今日は足をのばして、西表島のそばの新城島まで行きました。
ポイントは新城島パナリ竜宮の根というところです。砂地が広がっていてその中にぽっかりとある根のまわりをまわります。根の周りだけのダイビングなので、船の下で集合して根まで行ったら、そこからフリータイムになりました。みんな思い思いに生き物を探します。
見た生き物は、ヒメゴンベ、ルリメイシガキスズメダイ、アカホシサンゴガニ(黄色い卵を抱えていた)、イソギンチャクエビ、リュウキュウイソバナ、イシガキリュウグウウミウシ、クロネズミ(砂地にいた1cmくらいの黒い生き物)、タカサゴスズメダイ、ホクトベラ、アサドスズメダイ、ミナミハコフグの子供、アカテンモチノウオ、オトヒメエビ、ゴマウツボなどでした。とにかく浅いので、2時間くらいのエアーはあったのですが、そういうわけにもいかず、50分で上がりました。今回はカメラを持ってきていないのですが、もしカメラがあったら1時間半くらい潜っていたいところでした。

昼食は新城島の桟橋に船をつけて、ざるそば&ざるうどんでした。山形から来た人のおみやげだそうで、なかなか腰のあるそばでした。

午後は、黒島に移動します。ポイント名は黒島コーラルシアタースリーというところです。ここの見所は見事に育ったエダサンゴと、3階建ての建物くらいあるパラオハマサンゴです。スズメダイも多くて、おなじみのデバスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、フタスジリュキュウスズメダイ、クラカオスズメダイ、ネッタイスズメダイなどがサンゴの間を出入りしています。また、エダサンゴにつきもののテングカワハギもいました。
エダサンゴが枯れて、藻がしげっているところには、クロソラスズメダイがなわばりを主張して、近づくと威嚇してきます。こいつはなわばりの中で藻を育てて餌にしているので、守るのに必死なようです。

エキジット直前、アカメハゼを教えてもらいました。小さいけれどなかなかかわいいです。正面から見るとたれぱんだのような顔をしています。

ここも浅かったので1時間近く潜っていました。透明度は15m近くで、水温は変わらず25度くらいでした。
魚が多いのはいいのですが、種類が多すぎてポイントをつかまないと頭がわやになります。水中スレートを持っていったのですが、あっという間に生き物の名前で埋まってしまいました。

それではまた明日。たぶんマンタポイントだと思います。マンタが出ることを祈りつつ、おやすみなさい。


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