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| 砂地を葉っぱがゆーらゆら・・・かな | と思ったら魚でした |
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| ナンヨウツバメウオの幼魚です | いつも下を向いているキリンミノカサゴ |
今週末は久しぶりの上天気、朝から晴れています。朝焼けに染まる対岸の山を見ながら、洗い場の準備をしました。でも気温は低く、10度にいきません。冷え切ったドライに足を通す瞬間がちょっとつらいです。
おなじみになったナンヨウツバメウオの幼魚、オビテンスモドキの幼魚、クマノミのちび助は未だ健在です。水温も引き続き18度くらいあるので、まだまだ元気です。特にオビテンスモドキの幼魚は、ちょこちょこ泳ぎ回るのでデジカメのフレームに入れるのが大変です(でもピンぼけだった、難しい)。ナンヨウツバメウオは、泳いではいるのですが、ひれの先のほうがぼろぼろになりかけていて、ちょっと心配です。
浅場では、ふたたびオオウミウマが出現しました。見つかったとわかると移動してしまうのか、次に同じ場所に行ったときはすでに消えていました。でもずっと前からこのあたりにいるので、どこか近くに隠れているに違いありません。
テンスの幼魚があちこちに現れています。ゴミきれかなーと思うといきなり泳ぎだしたりするので油断できません。今日見たのは2回でしたが、どちらも砂に潜らず、最後までひらひらと泳いでいました。砂がきらいなテンスもいるんだろうか。
寒くなったので、ナマコも姿をあらわしました。なんでも夏の間は砂の中に潜って暑さをやり過ごすそうです。黄色がかったものや真っ赤なもの、砂色と茶色のまだら、黒いやつなど、バラエティに富んではいるのですが、いかんせん存在が地味なので、注目されないのが残念です。まああんまり動かないからおもしろくないんですけど。
砂地にぐちゃぐちゃになった鉄板が落ちているのですが、そこに小さいトラギスとクロイシモチが隠れています。トラギスは隠れ上手なのか、鉄板をひっくり返しても見つからないのですが、クロイシモチはおやあ、という感じで鉄板のへこみに逃げ込むので、なんとか見ることができます。この鉄板は先月に流れてきて、そのときも同じ2匹がいたので、お気に入りの場所のようです。あんまりひっくり返すと迷惑だろうと思いますが、でもそうしないと見えないので、悪いと思いつつ今日も鉄板をひっくり返すのでした。
翌日曜日も晴れです。今日はアドバンスのディープダイビングをやりに海洋公園です。ひさしぶりの上天気に海のコンディションも上々とあって、ほとんど満員の海洋公園でした。透明度もよく、20mを超えても水の中は明るく、ストレスのないディープダイビングが楽しめました。砂地には恒例のクリスマスツリーが飾られて年末気分を盛り上げてくれます。
ひと通り潜って安全停止をしていたら、70cmはあるアオブダイと鉢合わせしました。向こうはダイバーがいても気にしない様子で、ゴロタ石の海藻をばりばりとかじっていました。
午後は赤沢に戻って、ナビゲーションの練習です。まずは30mのキック数を計り、次はナチュラルで往復、そしてコンパスと進み、上がってきてから合計してみると540mも泳いだことになっていました。道理でエアもなくなるわけです。
透明度が良くなり、水温もドライで快適なレベル、生物もまだまだ残っていると、良い時期になりました。来週は3連休ですが・・・なんか天気悪そう。