「道端の男」ではじまった役2時間半のライブは悲しみならぬ感動の生まれる場所だなぁと思いました。 「月へ帰ろう」では、ヴォーカリスト杉山清貴の世界に客席がのみ込まれていくのをはだで感じましたﾖ。 私は何度、杉山さんの声と是方さんのギターのからみにため息をついたことか･･･。
そんな高揚した気分を静めてくれたのが「ＦＯＲＥＶＥＲ ＷＯＭＡＮ」でした。（いい曲ですよネ〜） 杉山さんのＭＣもはじけてました。「クッピッポー」（ガッチャンのマネ）には笑いました。

「週末のアドレナリン」はサーファーのために作った曲とか。本当の波乗りをしなくっても 杉山さんの音楽の波に乗ってるファンはミュージックサーファーだよネ。 「ＳＰＩＣＥＤ ＲＵＭ］はボードといっしょにここちよく波にただよう状態。 「心のホリディ」「ＳＥＥＤ ＯＦ ＦＵＴＵＲＥ」は技が決まったときの爽快感。 「ホライゾン ドリーム」「最後のホリーナイト」では感想の時、波のチューブをくぐり抜けている気分。
「月へ帰ろう」は杉山さんだけがのりこなせる神技的な神秘の波。 そして、１９９８年８月２３日 大阪野外音楽堂にビッグウェーブが上がります。 「Ｈｉｇｈ＆Ｈｉｇｈ’９８」が決定。楽しみですネ。

「ぜんぜん 緊張してない。」という杉山さんの言葉に 客席の緊張感もふっとびました。 そして、何を言ってもよく笑うお客さんにのせられて（？） 杉山さんのＭＣもパワー全開。 「身を削るようにして曲を作っている 。ツルも恩返しのように･･･」 と言っていました。アットホームなライブになりました。

函館、名古屋のライブのエピソードをまじえながら ライブは進んで行きました。 「バラードシンガーの杉山清貴です。」と自己紹介（？） したり、ＭＣと曲のイメージが合わずに笑いをひきずったまま 歌に入ったこともありました。 とっても近い距離で杉山さんのステキな歌声を聞くことができました。 ライブのパワーに台風も逃げ出した２ＤＡＹＳライブでした。

ライブハウスよりもホールといった感じのところでした。 ウィリーさんが佐賀県の出身ということで、客席は地元ネタで 盛り上がりました。 地元ネタはわからないとちょっといじけてた杉山さん？でした。 「初めて、僕のライブに来られた方いますか？」の問いかけに かっこう拍手がありました。 はじめて来られた人も常連客も心から楽しめる ライブハウスツアーとなったと思います。 ぜひ、またライブハウスツアーをしてほしいなと思います。

ライブハウスツアーの雰囲気を引きずったままの杉山さんと客席。 「青空が目にしみる」でスタートしたライブは、不思議な空間に迷い込んだライブとなりました。 ライブハウスで聞いた曲もフルバンドになるとまた違った良さが ありました。「赤ワインが飲みたいな」と行った杉山さんに ファンの方よりプレゼントされました。 アンコールではそのウィンで「カンパイ」 アダルティに「心のホリディ」をしたサマーディナーショーでした。