写真 | 花 | 葉 | 花穂 |
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学名等 | [学名]Aloysia triphylla | [英名]Lemon verbena | [和名]コウスイボク |
特 徴 | ・レモンの香りのする南アメリカ原産の多年草で草丈は150センチ程度。 ・クマツヅラ科 | ||
利用部 | ・葉、花のついた枝先 | ||
育て方 | ・水はけのよい土壌を好むので、鉢での栽培が可能。日当たりが良ければ何処でも育ち、関東地方では越冬も可。 ・挿し木により増やしますが、時期的には春から初夏を中心に挿し木をします。時期が合えば水栽培で根を伸ばした後、そのまま鉢などに植えて増やすこともできます。 | ||
利用法 | ・我が家では、他のレモン系の香りのするハーブと合わせてハーブティとしての利用が中心。料理などにも使いますが、その量はごく少な目。 | ||
Recipe | ・ハーブサラダなど | ||
追 記 | その1 1999.7.20 レモン系の香りが好きなので、「レモン・・・」という風に、頭に「レモン」がついたハーブが我が家には多い。 指を折って数えてみても、レモングラス、レモンバーム、レモンユーカリ、レモンタイム、そして今日紹介する「レモンバーベナ」と5種類があると言うことになる。 ![]() レモンバーベナは、和名が「コウスイボク」。確かにシトラルの香りが強くて「香水木」ということなのだろう。若い芽は草のように緑の茎を持っているのだが、しばらくしてその茎は木質化する。したがって左の写真のようなものは若い茎と言うことになる。香水「木」となるにはやや時間がかかるようである。 我が家のレモンバーベナはたった1本だけであるが、毎年けなげに花をつける。本来なら挿し木で増やせるのだが、どうも上手くいかないのである。 花の直径はせいぜい1mmら2mm程度で、白色である。 ![]() 右の写真は、今朝ほど撮影したものだが、花が小さいために撮影には難儀する。通常のマクロレンズでは花の形さえはっきりしないため、マクロレンズをダブルで付けての撮影となった。加えて細い枝咲きに花が咲いているために少しの風でゆれるのである。撮影しにくいハーブの花の代表格である。 さて、このハーブの利用勝手なのだが、葉の香りが乾燥保存後も保たれることからポプリなどに利用されている。また、料理では、先ず「ティ」。そして肉料理などの詰め物などにも使われている。香りが強いので魚料理などの匂い消しにも利用されている。 ハーブとしての利用は、元気回復や消化不良の解消などがその効果として挙げられる。 つまりやっぱりティーがベストなのかもしれない。前にも書いたのだが、こうべ布引ハーブ園のレストランで飲んだハーブティの「レモニー」はしっかりとレモンバーベナを利用していた。これが実に薫り高く、いまでも思い出しては材料を集めて飲んでいる次第である。 ただ、材料は飲んだときの印象と、ガラスのポットに残ったハーブを見ての割合である。興味がある方はお試しを・・・。 レモングラス4cm程度のもの17本 レモンバームの葉2まい レモンバーベナの葉大1枚 沸騰しない程度の熱湯をいれて蓋をしっかりとして3分程度抽出することで香り高いハーブティの出来上がりとなる。 多分、これは冷たくしても美味しくいただけるのではないかと思うのだが・・、暑い夏の清涼ディとしてどうぞ その2 2007.6.3 今年はレモンバーベナの葉のつき方が悪い。 思っていたようには大きくなつて来ないのである。そんな小さいままなのに、幾本かの葉茎の先にはほんの少さいものなのだが蕾も認められるのが今の状況である。 ![]() 考えてみれば、このレモンバーベナ、鉢植えにしたままで、植え替えたり追肥をこともない。気の向いた時に米のとぎ汁などを与えている程度である。 レモン系の香りが好きなので、「レモン・・・」という風に、頭に「レモン」がついたハーブが我が家には多い。 レモンシリーズは今回で4回目。レモングラス、レモンバーム、レモンユーカリ、そして今回紹介する「レモンバーベナ」と言うことになる。 レモンバーベナは、和名が「コウスイボク」という。確かにシトラルの香りが強くて「香水木」ということなのだろう。若い芽は草のように緑の茎を持っているのだ。が、しばらくしてその茎は木質化する。したがって左の写真のようなものは若い茎と言うことになる。香水「木」となるにはやや時間がかかるようだ。 我が家のレモンバーベナはたった1本だけである。本来なら挿し木で増やせるのだが、どうも上手くいかないのである。それでも毎年けなげに花をつける。 ![]() 花の直径はせいぜい1mmら2mm程度で、白色である。 右の写真は、その花を撮影したものだが、花が小さいために撮影には難儀する。通常のマクロレンズでは花の形さえはっきりしないため、マクロレンズをダブルで付けての撮影となった。加えて細い枝咲きに花が咲いているために少しの風でゆれるのである。撮影しにくいハーブの花の代表格である。 ![]() さて、このハーブの利用勝手なのだが、葉の香りが乾燥保存後も保たれることからポプリなどに利用されている。また、料理では、先ず「ティ」。そして肉料理などの詰め物などにも使われている。香りが強いので魚料理などの匂い消しにも利用されている。 ハーブとしての利用は、元気回復や消化不良の解消などがその効果として挙げられる。 つまりやっぱりティーがベストなのかもしれない。以前にも書いたのだが、かって、神戸の布引ハーブ園のレストランで飲んだハーブティの「レモニー」はしっかりとレモンバーベナを利用していた。これが実に薫り高く、いまでもこの味と香りを思い出しては材料を集めて楽しんでいるのである。 ただ、この材料は飲んだときの印象と、ガラスのポットに残ったハーブを見ての割合である。興味がある方はお試しを・・・。 レモングラス4cm程度のもの17本 レモンバームの葉2まい レモンバーベナの葉大1枚 沸騰しない程度の熱湯をいれて蓋をしっかりとして3分程度抽出することで香り高いハーブティの出来上がりとなる。 多分、これは冷たくしても美味しくいただけるのではないかと思うのだが・・、これからの蒸し暑い時期、そして暑い夏の清涼ティとして冷蔵庫に常備したいものである。 その2 2021.6.19 今日は、庭で元気に花を咲かせているレモンバーベナである。 ![]() 花穂はこのような感じとなっている。 ひとつひとつの花が小さいので写真の撮影はかなり難しい。 開花日は6月8日であった。 ひとつだけ咲いたのだが、それでは面白くない。 沢山咲くのを待って、アップした。 近づいて撮ったものがこれである。 ![]() 花の直径、と言ってもチョットだけ細長いので、長い方いが4mm程度、短い方は3mmほどしかない。 加えてこのような花の形から撮り難い。 それでも頑張って顕微鏡モードで撮ると・・・。 ![]() こんな感じである。 僅かに蕊が確認できる程度だが、その細かい部分までは撮ることができなかった。 レモンバーベナの和名は「コウスイボク(香水木)」である。 英名のLemon verbena は、Lemonは分かるのだが、verbenaは英和辞典でひくと「ビジョザクラ」と出る。 ビジョザクラは、「美女桜」で クマツヅラ科の花ということが分かったが、確かに花の形が似ている。 まあ「檸檬の香りのする美女桜のような花」ということなのだろうか。 原産は南アフリカである。 多分ハーブとして日本に入ってきたのではないかと思う。 葉は、レモンの香り高く、これはハーブティに欠かせない素材である。 葉が出たところで「葉」の話なのだが・・・ 葉は茎に輪生する。 ところが・・・ ![]() 右の写真の場合は、4枚の葉が茎周りについている。 一方・・・ ![]() これは3枚の葉が輪生となっている。 同じ株から出た茎なのだが、何ともわからない輪生の仕方である。 茎ごとに輪生する葉の数が3枚ないし4枚となっている。 ちなみに葉の大きさは、長さは13cm程度、幅は3cm弱といったところか。 ということで、輪生の話は別にして、レモンバーベナのハーブティをきっちり冷やして今日は飲もうと思っている。 |