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写真発芽直後
学名等[学名]Eucalyptus citriodora[英名]Lemon-scented eucalyptus[和名]ユーカリノキ
特 徴オーストラリア原産のフトモモ科の常緑高木。樹高は60mにもなる。
利用部
育て方種から育てることができます。5月の連休頃にポットに種を蒔くと比較的早い時機に発芽し、水遣りをかかさなければ(いつも土が湿っている状態を保つ)、夏を乗り切り秋には30cm程度までに成長します。
我が家では、少しずつ大きな鉢に植え替えていき、霜に当たると枯れることがあるので、冬場は室内に取り込むようにしています。もちろん日当たりの良い窓辺にならべることとなります。
挿し木でも増やすことができるそうです。
全体に幹が細く倒れやすいので、ある程度の大きさになるまでは支柱を立てたほうが良いでしょう。
利用法ポプリ等の香を利用するものに乾燥した葉を使います。
また、少量の葉を他のレモン系のハーブ(レモンバーム、レモングラス等)とあわせて、ハーブティーにすることもあります。
収 穫大きい葉を取り乾燥させてポプリ・リース等に使います。
その他室内にあるときに枝をゆすりますと、レモンの香が部屋中に漂い、夏などはすっきりとした時間を保つことができます。
参 考種を入手することが困難な場合は、園芸店あるいはハーブガーデン等で苗などを購入しても良いでしょう。
なお、保存状況にもよりますが種の発芽率はかなり高く、我が家で蒔いたものは購入して3年ほど立ったものを蒔いたところ95%の発芽率でした。
追記1  1999.8.27

1999年8月28日、午前11時15分、ベランダにて撮影。天気:曇り  今週は、我が家の庭ではなく、ベランダにあるハーブの紹介である。といっても一年中ベランダにあるのではなく、冬は我がパソコンルームでヌクヌク過ごすのだが、今年に限って、夏、ベランダに出してみた。

 一見すると何のハーブか分からないはずである。しかし、これは「レモンユーカリ」なのである。レモンユーカリは本来、葉も茎も細かい針状の突起が無数に付いていて、ここからレモンの強い香りを発するのだが、左の写真のユーカリはつるつるの葉である。これは、今年の5月にベランダに出して以降に成長した葉で、昼間は太陽がガンガン当たる場所であったことから、葉からの水分の蒸発を防ぐ必要から自己防衛のためにこのように変形したものと考えられる。
 というのも、もう一つあるレモンユーカリの木は玄関の外のポーチに夏冬問わず置いてある。こちらは朝日が当たる程度で、日中はそれほど強く日が当たらないことから、葉はいつも針状突起が付いていて、触れるとレモンの芳香を発している。
 また、ベランダの木も、5月以前に成長した葉や茎の部分は、やはり針状の突起がいまだに残っており、手で触れるとレモンの香りがする。

 いずれ、このベランダのユーカリは、秋の終わりころにパソコンルームに再び取り入れられることになるのだが、そのあとに成長してくる葉は「針状」の「突起」が付いてくるのかどうか楽しみである。
 12月になったら、また報告したいと思う。

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追記2  2000.1.15

写真1
葉がツルツルレモンユーカリ。1月15日午前10時15分撮影。 ALIGN=
写真2
通常のレモンユーカリ。1月15日午前10時16分撮影。 ALIGN=
 昨年8月27日にレモンユーカリを紹介した。

 それは、5月から夏中、直射日光があたる場所に置いたところ、水分が蒸発しないようにとの自己防衛本能からすべての葉がつるつるになり、手で触れてもレモンの香がしない「ただの木」になったレモンユーカリを報告した。

 そのレモンユーカリを10月に室内にとりこみ、日の良くあたる場所においてあるのだが、次々に出てくる新芽は下の写真1のとおりである。

 つまり、出てくる若葉もみなツルツルなのである。これは回復までには相当時間がかかりそうな状況である。もちろんこのツルツルの葉であっても、手でクシュクシュと揉み葉が折れて中の水分が出てくると強いレモンの香がする。今は新葉がどんどん出てきて伸び始めている時期である。もうしばらくは様子を見ようと思っている。

 我が家には他にもう2本レモンユーカリの木がある。これらのレモンユーカリの葉の写真は2のとおりである。普通のレモンユーカリである。
 夏も冬も日が昼間のうちの半分しかあたらない場所に置いてあるからかもしれない。
 1本は玄関の入り口、朝日があたるのだが午前11時ころには日陰となる場所である。
 もう一本はこのパソコンルームである。これは、冬こそ長い時間日が当たっているのだが、夏はまず日の光に当たらない場所である。いずれも葉の表面に細かい繊毛が生えていて、ここに精油がたまる。したがって手で軽く触れるだけで強いレモンの香が漂うのである。

 この写真で見てもわかるように、両者は形は似ているが、葉の様子からすれば、あるいは、手で触れたときの香からみればまったく異なる植物のようである。もう少し観察を続けて、また報告したいと思う。

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追記3  2000.8.26

 真夏の2週間2階のベランダで水を一切やらず、カラカラとなってしまって枯れてしまったレモンユーカリに奇跡が起こった。

 2階の日当たりのよいベランダに置かれたレモンユーカリは、2鉢ある。
 いずれも2週間のあいだ一切水なしですごしたわけだが、帰宅した翌日の朝にベランダに出て、始めて枯れていることに気がついたのである。手の施しようがなく、葉はカリカリと音をたてて散っているし、もちろん、植えてあった小さな鉢は水分がなく土は乾いて薄茶いろとなっていたのである。樹高1メートルちょっとのものを植えておくには鉢も小さかった。

 しかし、レモンユーカリはあと2本ある。いずれも鉢での栽培なのだが、1本は玄関で、これはかろうじて生き延びていた。他の1本はパソコンルームにある。これは昨年ベランダに一夏出しっぱなしにしていて、葉がツルツルになってしまったやつであるが、これもかなり葉を落としてはいたが、真っ暗に締め切られた雨戸の中で生きていたのである。

 ベランダのユーカリはも水不足ならしょうがない、とあきらめたのだが、『それでも、もしかしたら・・』と考え直し、根元から20センチ位うえで幹を切り、その後は潤沢に水を与えていたところ、そのうち1本に、根元から沢山の若芽が伸び始めてきたのである。
 左の写真は、その状況である。樹の根元から伸びた若枝が、手前にも奥にも見える。このまま順調に伸びれば来年には1メートル近くになる。

 レモンユーカリの命は香である。枝や葉に触ると強いレモンの芳香が漂うのである。葉は細かい突起状の香を出す腺がついていてこの腺に刺激があると精油が空気中に流れるようである。試しに、部屋に入れてユーカリの木を30秒ほどゆすると部屋中レモンの香であふれることとなる。
 このいま伸び始めた枝にも同じように細かい突起状のものが沢山見える。指でやさしく触れてみると、レモンの香が強い。流石にレモングラスの若枝である。この香が命なのである。これから秋に向け、大切に育てていきたいハーブのひとつである。

 なお、上で紹介した昨年葉がツルツルになったパソコンルームのレモンユーカリも、樹の先端の新芽に香り高い葉が出始めてきており、いまひとつ学ばなければいけないことが出てきたようである。

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追記4  2001.10.6

 レモンユーカリが、2年ぶりに繊毛を回復した話を以前した。
 しかし、ツルツルとなっている葉がいまだに大勢を占めているのである。ここでまた新しい発見をしたのだが、ツルツル葉が付いている枝は枝垂れとなっているのに対し繊毛葉はしっかりと上に伸びた枝についていることである。そのレモンユーカリはこのパソコンルームにあるのだが、なにかとても葉のつき方がアンバランスな感じなのである。

 で、久しぶりに玄関から庭にかけて歩いてみると(実は歩いてまわるほど広い敷地ではありませんでした m(__)m)、実に3種類のユーカリが植わっていることに気がついた。
 もちろん、ユーカリということはわかるのだが、その正式名称はわからない。ユーカリ自体は数百種類あるといわれているのでわからないのもしょうがないと思っている。
 右のユーカリも、左のユーカリも良く見る種類である。特に右のユーカリはそのまま花材にしたり、あるいは、乾燥してドライフラワーの中にアクセントを入れるなどに利用されているものである。
 これらはいずれも玄関に鉢植えになっているのである。ユーカリであるから当然強い香りがある。葉を毟りとってクチュクチュとすると香りが漂ってくるのである。その独特の香りは筆舌に尽くしがたいのだが、少したってから葉を潰した指の香りをかぐと指からはほんのりと甘くて爽やかな香りが漂ってくる。左右いずれのユーカリもほぼ同じ香りであった。

 そして、我が家にあるもうひとつのユーカリが「レモンユーカリ」である。

 下の左の写真が「レモンユーカリ」なのだが、上二つとは葉の形が異なる。
 このレモンユーカリは庭の入り口のところに鉢植えにされ、ほぼ一年中その場所においてある。冬は北風を直接受けずに太陽を燦燦と浴びていられる場所で越冬するにはかなり好条件である。
 ただ、ユーカリはオーストラリアや南アフリカの植物であることを考えると、意外に寒さに強いのかもしれない。上二つのユーカリは、冬でも玄関のところに置きっぱなしであり、朝日こそ当たるものの、北風が直接当たるところにおいてあるのだが、決して枯れはしない。もちろん冬であるので、良く水遣りを忘れてしまうことがある。ある日、葉が元気なく垂れているのを見てはじめて気がついて水遣りをすることがしょっちゅうなのである。
 ところで我が家にはもう1本、レモンユーカリがある。これは現在、2階のベランダで鉢植えで育てているものである。昨年、真夏に2週間水をやらなかったために、いったん枯れてしまったと思ったものである。それをそのままにして、急いで水遣りをするなど、辛抱強く植えておいたらプチプチと芽が吹きだしてきて、今は1メートルくらいまでに大きくなっているものである。

 ところで、ユーカリはフトモモ科の植物であるのだが、同じ科のハーブ・スパイスとして良く知られているものは、ナツメグやオールスパイス、クローブなどがある。いずれも香りが深いスパイス・ハーブである。ユーカリ自体はシネオールを中心とした精油分があり、風邪や咳に薬用として利用されるものである。また、レモンユーカリに限れば、乾燥させた葉からも強い檸檬の香りがすることから、ポプリなどの材料にされることが多いようである。

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追記5  2004.1.18

 毎年、かなりの種類のハーブが、日当たりの良いパソコンルームに寒さを避けてやってくる。が、今年は僅か4種類だけである。  今回はこの4種の中から2種類、レモンユーカリとフルーツセージを紹介し、ベランダに置きっぱなしのミントの紹介となった。
 最初はレモンユーカリ。
 先週は庭のハーブとして露地植えの「ペパーミントユーカリ」を紹介したのだが、これと同じ種類のレモンユーカリは過保護のせいもあってか、我が家に来てから冬の間はずっとこのパソコンルームの日の当たる窓際を占拠しているのである。
 左の上の写真なのだが、葉の表面にレモンのような香りを出す繊毛が無数についていて、これが壊れるとレモンの強い香りを出すらしい。これがレモンユーカリの特徴で、実は室内ではなくても関東地方であれば露地で越冬することがわかった。ただし、条件としては南側の日当たりが良い場所、かつ、露地とは言え霜が当たらず、北風に直にさらされない場所が必要である。この環境であれば、葉の繊毛はかなりいかれてしまうのだが、越冬可能なことは昨年確認した。

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追記6  2005.8.28

 ジャングル状になった我が家の庭に3本のユーカリの木がある。
 3本のうち2本は正しい呼称がわからない、単にユーカリということで、大分前に購入したものである。そして呼称がわかっているものがペパーミントユーカリである。ペパーミントの香りが無いのになぜその呼ばれているかは不明である。もっとも、このペパーミントユーカリは庭に植えてから数年以上経つのだが、未だ2m弱の樹高であって、今年はそれでもずいぶん伸びてきたようだ(写真左、2階のベランダから撮影)。


 ところが、今日の話はこのユーカリではなく、正確な呼称が判らないほうである。
 2本のうち1本は丸葉のユーカリで、これはよく活け花用の花材として花屋の店頭にあるので知っている人もいるだろう。これは現在、敷地の東南にあって、樹高は3.5m。これから急速に伸びる様相となっている。ところが、このユーカリ、ある程度樹高が高くなってきて、枝も増えてくると枝垂れとなり、そこに付く葉も柳のような葉となってしまう。いろいろ調べてみると、これは、ある程度大きくなったところで真ん中の幹を低いところで切ると新しく出る枝には丸い葉が付くことが判った。そのため、今年はこのユーカリの木をかなり低いところ、大体地上から1mのところで切り取ってみようかと考えているところである。

 さて、問題は最後に残ったユーカリである。
 現在樹高は5m。すごい勢いで伸び始めたユーカリなのである。
 ユーカリ自体は60m程度まで大きくなる。そんなに大きくなってもらっては困るのである。狭い我が家の庭中がユーカリの木で占められてしまう。どうしても樹高は3m程度で留めたいと話している最中に、南側の陽のよく当たる葉に、見慣れないものを発見した。
 それが右写真の上の物体である。
 はじめ見つけたのは1個だけなので“虫かな?”とも考えたのだが、南側の幾本かの枝に同様な形で付いているのを発見して、もしかしたら“蕾ではないか?”と思った次第である。右下の写真は、上の写真を引いて全体を写したものであるが、茎から伸びている葉の付け根に逆三角錐様なものがしっかりと付いているのである。
 我が家では、室内でレモンユーカリを鉢で育てているが、未だ花芽を持ったことが無い。すでに10年を超えているのだが、その気配さえないのである。そんな経緯があったものだから、ユーカリは日本では花が咲かないものだと考えていた。
 もしかしたら、これが本当にユーカリの蕾で、そして花が咲くとしたら我が家のユーカリの開花第1号になるのである。
 もしもそのようなことになった場合には、編集後記で紹介したうえでPhotographに画像を追加したいと考えている。

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追記7  2007.5.27

 以前、レモンユーカリの話を編集後記に書いたのであるが、その続きということになる。
 パソコンルームにあって天井に届くまでになったレモンユーカリであるが、細い枝垂の様相となっている。まるでお化け柳のような風情であるわけだ。これは多分、光を求めて枝が下向きに伸びたせいもある。が、どうみても不自然なので、対応を考えることにした。
 そこで参考になったのが、庭のユーカリに木だ、去年、庭の2本のユーカリの木を枝もふくめて地上から1、5mのところからばっさりと切ってしまったのである。
 伸び過ぎるユーカリの木の整理に困っても対応だった。時期的には秋の終わりである。
 しかし、幹だけになったこのユーカリの木に春先からぷちぷちと新芽が吹き出し、今はその新芽が伸びて枝となり幹全体を覆うようになっている。つまり、こんな剪定の仕方も正解なんだということである。
 そこでこの剪定結果に満足して、次はレモンユーカリをバッサリときることを考えた訳だ。
 ただし、このレモンユーカリは1年中パソコンルームにあってぬくぬくしており、いわゆる温室育ちのやわな奴なのである。秋の終わりにばっさりと切ってしまうとそのまま枯れそうな状態であったので、今回は伸び盛りの春に切ることにした。
 そんなことで時機を見つつ5月になったら・・・と思っていたところ、連休明けにこの根元から新芽が出てきたのである。これを育てれば世代交替も簡単にできるし、と思い大切に育ててきた。そしてこの芽が十分の大きさと認識した今日、地上から50pを残してバッサリと古い幹を切り取ってみた。もちろん葉は全部回収してこれは乾燥させてポプリにすることにした。
 切り取って葉を一枚一枚回収すると部屋中レモンの香りになる。今日のカラッと乾いた天気に最高の香りだ。
 さて、切り取った後に気がついたことがある。それは、今まで何年もこのレモンユーカリはこのパソコンルームにあった訳だが、今まで1度として根元から新しい芽が伸びてくることがなかった。なぜ今年だけこんな現象が生じたのだろうかということである。
 これはやっぱり調べてみる必要がありそうだ。

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追記8  2007.8.19

 こんなに暑い日が続いていると、爽やかな香りが恋しくなる。
 先週、紹介したレモングラスもレモンの香りがしてなかなかいいのであるが、もっと良いものがある。
 それがレモンユーカリだ。

レモンユーカリの葉
 今年に春に伸びすぎてお化け柳のようになっていたものを、ばっさりと切って、その時にわずかに出ていた脇芽を伸ばしたわけである。
 結局、切った幹からは未だに新芽は吹き出していないのであるが、根元から伸びていた脇芽はその後も順調に伸び続け、今は60cmにまで大きくなってきた。もちろん1本がひょろりと伸びたのではなく左右前後に全部で9本の枝を伸ばしながら伸びてきている。樹高は60cmだが、枝も40cm〜50cmで、こんもりとしてきたようだ。
レモンユーカリの根元

 で、なぜこのレモンユーカリが良いのかということだが、その前に、レモンバーベナやレモングラス、レモンバームなどのレモン系香りのハーブは風が吹いても殆ど香りがしない。あっても気がつかないくらい微かな香りである。ところが、このレモンユーカリは風で香りが流れ出すのである。これも極わずかなものではあるのだが、しっかりとレモンの香りが分かるのである。
 これを風の入る窓辺に置き、後は風を待つだけである。

 我がパソコンルームは、東に窓、南にベランダへの出口があり、この両方を開け放ち、更に1階につながる階段の踊り場の小窓をあけると、かなり風のとおりが良くなり暑い日でも快適に過ごせる。
 今日は南西からの風が北東に抜ける状態であるので、レモンユーカリの鉢は南の風口に置いてある。
 昼間の蒸した南風が、以外にも凛としたレモンの香りを漂わせて実に爽やかである。
 もうこれで十分、 あとは秋風を待つばかりである。

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追記9  2007.12.23

 今回はレモンユーカリの今年最後の報告となる。

 前回は8月19日に「根元から伸びていた脇芽はその後も順調に伸び続け、今は60cmにまで大きくなってきた。もちろん1本がひょろりと伸びたのではなく左右前後に全部で9本の枝を伸ばしながら伸びてきている。樹高は60cmだが、枝も40cm〜50cmで、こんもりとしてきたようだ。」と記載した。

 あれから4ヶ月が経過したわけだ。
 前回と同様に報告すれば
 樹高は78cmで、幹を中心に全部で8本の枝が伸びていている。前回報告では9本の枝としたが、中心の幹が伸びすぎるのでこれを地上から約60cmのところで切ってしまったのである。そのため、一時樹勢は小さくこんもりとなったなのだが、更に回りに伸び始めた枝も20cm程度のところで切ってしまったため比較的スマートな形のレモンユーカリとなった。
 と言うことになる。

 さて、どんどん伸びる枝をそのままにしておく訳にもいかず、少し伸ばしたところからどんどん切っていくことにした。これはなかなか楽しい作業で1ヶ月に1度程度の割りで行っている。
 何が楽しいかというと、このレモンユーカリが置いてあるのがパソコンルームである。ここで小枝をカットすると部屋中にレモンの香りが充満するのである。そのレモンの香りが階段を滑り降りて1回の玄関に達するのである。つまり、一月に一度、我が家はレモンの香りに満たされることになるというわけだ。
 そしてありがたいことに、着れば切るほど細かい枝が増えてくれるので、その結果として、樹勢の面白いレモンユーカリとなっていくのである。

 このレモンユーカリ、本来はかなり太い樹であったが、今春にその部分はばっさりと切ってしまった。今伸びているのは、切る前に伸び始めた脇芽であって、ヒコバエと呼ばれる状況での発生は未だ無い。ただ、切った株の先端部分の表皮を少し剥がすと濃い緑の木肌を見ることが出来るので枯れたわけではなく、しっかりと生きているわけだ。このまましばらく置いておけば、この残った株からも、もしかしたらたくさんのヒコバエが発生するのではないかと期待しているところである。
【写真説明】
左上:今あるレモンユーカリの先端部
右 :先端部から伸びた小枝
左下:幹から伸び始めたばかりの枝

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追記10  2010.1.17

 真冬にもっとも元気なハーブがレモンユーカリである。

 もっとも、ユーカリ属はみんな寒さに強いらしく、夜には氷点下にまで下る我が庭の中央にはペパーミントユーカリがしっかり根付いている。

 庭にあった3本のユーカリのうち、かって花芽をつけたユーカリは、剪定のし過ぎで枯れてしまった。したがって、屋外にあるものは今は2本だが、部屋の中で栽培しているこのレモンユーカリを入れれば3本となる。
 このレモンユーカリも枝が伸びすぎて困っており、時期を選んでは剪定をしている。剪定した葉や細い茎はあの独特の甘いレモンの香りが残り、それは乾燥しても長い間香っているので、ポプリなどに利用するのにはいいのかもしれない。しかしそれが多すぎて、我が家では古い順にどんどん廃棄していくのである。
 我が家でもっとも日あたりがいいのがこのパソコンルームで、真冬でも太陽さえ射していれば、暖房しなくても室温は25度まで上がる。
 したがって、この部屋は室内越冬が必須のハーブたちの避寒地となっていたわけである。
 しかし、今年、ここで越冬しているのは、このレモンユーカリとレモングラス(レモンユーカリの写真の背景にある「緑」がレモングラス。)だけである。1年間ハーブ畑の管理を怠ったものだから、越冬できるハーブがないのである

 写真は今日撮影したものだが、いつもどおり強い香りを含んだを細かな繊毛が葉の縁から伸びている。
 かって、このような写真を載せたときにオーストラリア在住の日本人から「そんなユーカリ見たことがない。」というメールを頂いたことがある。
 確かに夏の厳しい暑さの中で1日中日の光を浴びさせたり、冬の厳しい寒さの中で放って置けば、葉は繊毛のないスベスベの状態になる。これでは葉を「パキン」と割らなければ香りがしないのである。温室育てのレモンユーカリがこのようになるのである。

 ということで、再開最初のトピックスは、長年パソコンルームの主として頑張っているレモンユーカリとした。

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追記11   2010.9.18

 前回にも書いたのだが、7月18日から8月6日まで北海道にいた。
 パソコンルームにはレモンユーカリがあって、かなりたっぷりと水を遣ってから出発した。

 しかし、遮光カーテンを閉めるのを忘れたため、帰宅したときには鉢の土はカラカラの状態で、レモンユーカリは根本まで乾燥している状況であった。
 もちろん葉も完全に乾燥してしまって、手で触れば簡単に落ちてしまう状況であった。乾燥葉はポプリなどに使えばいいのだが、そんな時間的な余裕はない。

 先ず最初にやったのは、そのままの状況で水を遣り続けた事である。これで、緑の葉も復活し、再びこんもりとしたレモンユーカリとなると信じた。
 しかし、1週間継続した水遣りの結果はむなしく、葉は復活することはなかった、。やむをえず、すべての葉を取り、枝を大きく剪定し、水は土の表面が乾燥し始めたらたっぷりやることでしばらく様子をみることにした。
 そしてほぼ1か月が経過した。

 毎日見ていても変化がなく、そろそろ諦めてきた9月9日。土の表面が乾きだしたので、水をと思って根本を見ると緑の新芽らしいものが沢山出ている(写真)。
 今までのイメージでは、根本から出るいわゆる「ヒコバエ」はは2〜3本だと思っていた。
 メガネの度が進み今一よく見えない。メガネを外してギリギリまで目を近づけてみると、凄い数の芽が吹き出している。後側にも同じくらいの数の芽が出ている。
 これは奇跡の復活と言っても良いのではないか。そこで今回のタイトルとしたわけだ。

 前回ここには、『「レモンユーカリ」の水遣りに失敗し、完全に枯らしてしまった』と書いたのだが、奇跡の復活劇で以前にも増して沢山の枝が出てくることは確実である。
 今後2度と枯らさないように、これからは、長期に旅行するときには、しっかりとした水遣りシステムで対応することにしたい。
 奇跡の復活劇などそんなにあるものではないからだ。
 なお、今後、レモンユーカリに関しては、成長記録をつけて、定期的に公開していく予定である。

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追記12   2010.10.3

 9月18日にレモンユーカリのヒコバエを報告した。
 その後も、引続き、毎朝午前7時にレモンユーカリの成長を観察するために樹高を計測してきた。

 上の図の真ん中にある緑のライン(赤い点)のものが樹高の推移である。。
 このグラフを見て気がつくのが、ここに来て成長が著しく鈍化し、20cmを目前にして、殆ど成長が止まってしまったかのようになっていることだ。

 最初は、水の遣りすぎではないかとか、栄養不足かもしれないと考えてみたのだが、それにしても成長が止まるのが早すぎる。
 そこで、計測した結果をグラフ化してみた。その結果、9月23日を境として成長が落ち込んでいるということが分かったのである。
 これはもしかして気温のせいかもしれないと思い、観察期間の最高気温の推移を調べてみた。ただし、この最高気温の推移はつくば市ではなく、水戸市のものしかデータがなかったので、それを採用している。
 最高気温は青い線で示したものだ。
 最高気温も23日を境に急速に落ち込みそれ以降20度を前後とした推移となっている。。


 ただ、これでは分かりにくいのではないかと思い、9月10日を基点とした最高気温の積算数値を算出し、これを除数(30)で序した結果をグラフに出してみた。これが黒い線(黄色の丸)である。
 この数値も23日を境になだらかな直線になっており、結果としてレモンユーカリと類似した推移を示している。

 つまり、簡単に結論を言うのなら、「レモンユーカリの成長は気温の影響がによるものが大きく、特に若い茎の成長には25度程度以上の最高気温が必要である」と言うことになる。
 生育環境としては、場所は2階のパソコンルームの窓際で、昼間は太陽が燦燦と降り注ぐ場所である。これは今までもそうだったし、このヒコバエが出てきてからも変わらない場所である。水は毎朝一定量を注ぎ、余った水は鉢の下から流れ落ちるようになっているので、水はけは良いということになる。

 このような環境の中での観察ではあるが、今回は短期間の観察である。したがって、これが偶然起こった現象なのか、それとも、結果として正しいことなのかが不明である。茎が太くなり木質化してくると真冬でも新しい茎が成長してくることもある、したがって、今しばらく観察を続けることにしたい。
(右の写真は、一番元気に成長を続けている枝の先端部分。)

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