SEGA


テトリス1988年リリース 横画面パズル SYSTEM16(A/B)(15KHzモニター専用)
言わずと知れたパズルゲームの金字塔を打ち立てた名作。

6種類の形状をしたブロックを組み合わせ、「フィールド内に積み上げ、横一列を隙間無く揃えて消滅させる」ゲーム。

4段を一気に消す事を「テトリス」と呼ぶとの事で、高スコアを目指す人は頑張ってテトリスを目指して頑張る訳ですが、出てくるブロックの形状によって積み上げ方が大きく変わる為、プレイヤーは「高得点をあえて狙わずに数で稼いでいく消し優先」と「3段・4段消しを積極的に狙っていくスコア優先」の二通りに大別された。
パソコン・FC・SFC・SS・PS・N64・GB・携帯ミニゲーム機等にも派生作品が移植され、今でも新作がリリースされている不朽の名作とも言える作品。

リリース当時、それまでゲームセンターに縁の無かったサラリーマン層をガッチリ捕まえたゲームでもあり、幅広い層に支持を得ていた。
フィールドのすぐ横に居る猿(←何故猿?)がゲームオーバー時に色々なアクションをするのだが、尻を叩かれたりすると本気で腹が立ったりする事も(笑)。
1990年頃、任天堂に「16bitゲーム機用のテトリスの版権」を買い取られた為にMD版リリースが発売日直前で中止になった事もあった。
元々テトリスを作ったロシアのエローグ公社からの版権が、アーケード版は「ロシア→イギリス→アメリカ→日本」となっていたのだが、任天堂は直接ロシア側から買い取ったのである。版権の細かい部分があやふやだったのが問題だった様だ。
発売中止で出荷出来なかったMD版テトリスは、なぜか「そっくりな商品が台湾で売られていた」りした事も有った。もしかしたら今でも手に入るかも?

・資料
インストラクションカード
タイトル画面
ゲーム画面
★おまけ テト猿六変化
昔はレベル45くらいまで行った記憶が有るんですが、今ではレベル18くらいが限界。継続は力なりとはよく言ったものです(^^;。


コラムス1990年リリース 横画面パズル 専用基板(15KHzモニター専用)
テトリスブームが落ち着き始めた1990年に、「テトリスで捕まえた客を離さないぞ」と言わんばかりにリリースされたパズルゲーム。

 3個縦に並んだ宝石をフィールド内に積み上げ、「縦・横・斜めに3個以上並べて消す」ゲーム。テトリスは「4段消し(テトリス)を狙う」快感だったが、コラムスは「複数列の同時消しと連鎖消し」が快感である。ともすれば地味になりがちなルールの中で、連鎖消しや同時消しというアクセントがプレイヤーに快感を与える。プレイヤーへの救済措置として、接触させる事で任意の色の宝石を全て消してくれる「魔法石」が有り、ピンチに陥った場合には大きな救済となっている。

好評だった為、続編となる「コラムスII」「スタックコラムス」「コラムス’97」がリリース。MDでは「コラムス」に続き、5人同時対戦が可能な「コラムスIII」が移植。SSへは、アーケード版4作品を収録した「コラムス アーケードコレクション」がリリースされている他、「サクラ大戦」のキャラクターが戦う「サクラ大戦 花組対戦コラムス」がリリース(後にアーケード版へと逆移植)。テトリスと違って、元々セガオリジナルのゲームなのでセガ系以外へのゲーム機には移植されていない。

・資料
インストラクションカード
タイトル画面
コラムス ゲーム画面
コラムス 基板全体
だいたいレベル13くらいが限界。そんなにやり込んではいませんし(^^;。


TAITO


フリップル1989年リリース 横画面パズル 専用基板(15KHzモニター専用)
テトリスのブームにより、サラリーマンを中心としたプレイヤー層が一大勢力として幅を利かせていた頃に、リリースされたパズルゲーム。

数種類の絵柄のブロックを衝突させる事でブロックを消していき、フィールド内のブロックを規定数以下にすれば面クリア。規定数はだんだん少なくなり、クリアが難しくなって行く。フィールドの壁面に横からブロックを当てるとブロックは下方向に向きを変えて行く。フィールドの形や障害物により、直接ブロックを衝突させる事の出来ない部分がある為、プレイヤーは難しい先読みを要求される。
ぶつけられるブロックが無い状態になるとミス。

どちらかと言えば…と言うより、かなり地味な部類のパズルです。頭を使う割に爽快感が乏しいし、音楽も画面も地味。面クリアする度に、フィールドの背景の絵柄が変化していくのだが、これもまた地味(^^;。FCに移植された事もあるが、話題にすらのぼらなかったような気も(^^;。

・資料
インストラクションカード
タイトル画面
ゲーム画面
フリップル基板全体
地味で爽快感に欠ける上、難易度の上昇が大きい為にクリアはしていません。何面でクリアになるのかもまだ判りません(^^;。