シートヒンジ修理
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買い物の帰り道、いつものコーナーに差しかかりました。
少し強めのブレーキング、ステアリングを右に切り、軽いスキール音を上げ心地よいGを感じながら・・・
だったのですが、突然、「ゴキッ」。という音と共に体が左後ろに倒れたのです。
「リヤサスが壊れたか?」。と思ったのですが、車体からは異音や振動が感じられません。
が、すぐにシートの背もたれがグラグラなのに気がつきました。
この間僅か4〜5秒だったでしょうか、走行中の出来事でしたが事故にならずにホッとしました。
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背もたれが無い状態での運転は、腰に非常に辛いものがありましたが、無事自宅まで帰って来れました。
さっそくどこが折れたのか確認すると、ヒンジの部分が見事に割れています。
断面を見るとヒビとサビによる経年劣化で折れたのが分かります。
旧車はこうした経年劣化で壊れてくる部分が出てくるのが少し怖いです。
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さて、修理ですがどうしましょう。
ストックしてあるシートと交換か、溶接して修理か。
そうそう、レカロに交換ってのもいいかもですね。
取り急ぎシビックを使う予定がありませんので、修理は年明けになりそうです。
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あっという間に2ヶ月過ぎてしまいました。
当然レカロを買えるはずもなく、ようやく修理です。
先ずはシートを取外します。
溶接をするのでシート表皮を捲ってスポンジを剥がし、フレームだけにします。
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と、ここでヘッドレストの取付部分が外れません。
隠しネジで止まっていました。
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表皮とスポンジを外し、フレームを固定する右側のネジ2本を外します。
背もたれ部分のフレームを取外す事ができました。
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溶接は、すぐ近所の バイクショップハラグチさんにお願いしました。
いつも何かとお世話になっていて、今回も快く引きうけてくださいました。
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サクッと準備して、バチバチっと溶接。
ウチも溶接機欲しいなあ。
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あっという間に出来あがり。
他の仕事を中断しての作業、ありがとうございました。
この後、溶接部分だけ塗装しました。
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元通りスポンジと表皮を被せて完成です。