オルタネータ修理

走行中突然チャージランプが点灯してしまいました。 
なぜか排気温度警告灯も点灯しています。
10万q走っていますので、オルタネーターのトラブルでしょうか。
自宅まで17kmありますが、昼間ですしバッテリーは何とか持つでしょう。

無事、自宅まで帰って来れました。 
さっそく外して原因究明といきたいのですが、さて、どこから取出すのやら・・・。

しばし考え、パワステポンプを外して取り出すことにします。 
パワステポンプを緩め、ベルトを外し本体と取付ステーを外します。
オルタネーターを緩め、ベルトを外します。
左前輪を外しオルタネーター下側のボルトを抜き、オルタネーターを取出します。

オルタネーターのカバーを外しブラシを取出します。 
擦り減って短くなったブラシです。
赤丸で囲った方のブラシが集電できなくなったようです

さて、修理です。 
手持ちの中古オルタネーターをそのまま交換しようと思ったのですが、長期保管でサビが出ていて、ベアリングに不安が残ります。
分解して、ブラシだけ使うことにします。

取外したブラシを比べてみます。 
左が4万km走った車両から外した物、右が10万q走った我がシビックの物です。
ブラシの長さがずいぶん違います。

短くなったブラシを交換し、オルタネーターを組立てます。 
とりあえずオルタネータだけを取り付け、エンジン始動です。
エンジンが掛かるとバッテリーの電圧の上昇が確認できました。
(アナログのテスターなので14.5V付近を指しています)
もちろんチャージランプも点灯しません。
ローターのコミュテーターもかなり減っていたので、次回、同じようなトラブルの場合はローターの交換も必要になると思われます。