サーモスタット交換

夏場は水温が高めで、エンジンの回転が重くなります。 
サーモスタットが開き切っていないかもしれないということで交換してみます。

取り寄せたパーツです。 
ラジエターキャップ、サーモスタット、パッキン、一応ウォーターポンプも注文しました。
ウォーターポンプは次回タイミングベルトと共に交換したいと思います。

サーモスタットは吸気マニホールド下の少々奥まったところにあります。 

ラジエター下部のドレンより冷却水を抜いておきます。 
ラジエターホースが抜けないのでカバーごと外しました。

取外したサーモスタットとラジエターキャップです。 
2つともゴムの部分は硬化してカチカチです。

さて、新しいサーモスタットと取外した古いサーモスタットでどのくらい差があるのか調べてみました。 
使っていない鍋に入れて温めてみます。
左が新しい物、右が使い古しで、2つとも78℃の刻印があります。
右の古い方が開いて見えますが、リフト量はほぼ同じでした。

合わせ面をオイルストーンで磨き、パッキンを換え取付です。 

冷却水を入れ、漏れが無いか確認。ラジエターキャップも交換です。 
エンジン始動後しばらくしてホースが熱くなると、無事サーモバルブが開きラジエターファンが回り始めました。
古いサーモスタットに不具合は見られなかったので、夏場の熱ダレは解消しないと思われます。
やはりラジエターのOHが必要でしょう。
その後、暑い日に乗っても今までよりはパワーダウンが感じられません。
ラジエターキャップを交換したのが効いているようです。
オーバーヒート気味の原因はキャップが古くなって規定圧が掛かっていなかった為のようです。
オーバーヒートは一応解決しましたが、渋滞等の低速走行だと水温が上り気味です。
ワンダーシビックはエキマニとラジエターが接近しているので何らかの対策をしたいところです。