[単子葉植物]


野原によく見られる植物で,葉が細長く、
平行脈の特徴があります。
イネ科の植物のように花はあまり目立たず、
雑草とし
あつかわれしまうものも少なくありません。

でもよく見ると、それぞれが個性と特徴をもって子孫繁栄のために
力強く生きています。




 「ツユクサ」
  (露草)
  (2002年6月12日撮影)

 葉の気孔を顕微鏡で調べるのに
 よく利用されますね。

 おしべとめしべの形が時間ごとに
 変化して,午後には花を閉じてしま
 います。
  [写真は午前11時頃の状態]













 「トキワツユクサ」
  (常磐露草)
  (2002年5月19日撮影)

  葉はツユクサによく似ています。
 
 原産は南アメリカだそうですが、
 すっかり帰化してしまったようです。
 
  山道の木陰にひっそりと、
 でも何本かが群れ咲いていました。
 上品できれいな白い花でした。


 6月の初めに夕陽丘の大江神社の
 境内でも見つけました。


 背丈は20〜80cm。









 「オオムラサキツユクサ」
  (2002年5月30日撮影)
 
 この「オオムラサキツユクサ」は北米原産
 で、昭和の初期に日本に伝わったそうです。

 「ムラサキツユクサ」も北米原産ですが、
 花の色や葉の形が少し異なります。

 日本に昔からある「ツユクサ」とは別です
 












  「シマスズメノヒエ」(イネ科)
 (2002年6月2日撮影)

 茎の高さは30〜80cm。


 最初 「オヒシバかなと思って
 いましたが、どうやら南アメリカ原産の
 「シマスズメノヒエ」のようです。
 戦後急速に広まり帰化したようです。

















  「エノコログサ」(イネ科)
 (2002年6月3日撮影)

 「ネコジャラシ」でおなじみの草。
 英語では Foxtail Grass だそうです。
 なるほどきつねのしっぽだよね。




















   「セイバンモロコシ
 
 (2002年6月9日撮影)

  「スズメノカタビラ」かなと思い
  込んでいましたが、調べてみると
  「セイバンモロコシ」という
  帰化植物でした。
   戦後、電車の線路沿いに
 繁殖したそうです。


 大和川や石川の川原にたくさん
 生えています。





 


  
   「セイバンモロコシの花」
  
(2002年6月9日撮影)


























   「クサヨシ
 (2002年6月5日撮影)

 小川のふちなどに生える。
 これは田んぼの用水路の
 近くに生えていました。





















  「チガヤ
 (2002年6月10日撮影)

 花が終わって、種子に綿毛
 がついたところです。






























 「カヤツリグサ
 (2002年7月21日撮影)



























  「オヒシバ
  (2002年7月29日撮影)































  (2002年8月4日撮影)

  大和川の川原には高さ3m以上の
  が茂っていました。




















 
  「ハトムギ
  (2002年8月16日撮影)

 恩智川近くの用水路で。

 実の皮をむいて、ヨクイニンという
 漢方薬としても用いられる。


















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