WAIWAI FARM |
ふだん食卓で見かける野菜類ももちろん植物のなかまです。
食べる部分はよく知っていても、その他の部分は「どんなんかなあ??」ってことが
よくあります。そんな植物の花を中心に、すこし違った野菜のプロフィールを紹介します。
柏原の貸し農園は人家が近いのですが、まだタヌキやイタチが出没します。
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「大豆(ダイズ)の花」 (2002年5月22日撮影) 大豆はそのまま食べる他に、しょう油・豆腐・みそなどの 原料として欠かせない植物ですが、最近はその大半を 輸入に頼っています。 大豆の未成熟な状態で枝豆(エダマメ)として 食べてもおいしいですね。 |
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「ソラマメの花」
(2004年3月13日撮影)
同じマメ類でも、この花は
元気よく上を向いて咲きます。
大きな豆は食べ応えが
ありますよね。
「ジャガイモの花」 ジャガイモとして食べる部分は土の中にできますが、 |
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ジャガイモとして食べる部分は 土の中にできますが、根ではなく、 地下茎と言って、茎の一部です。 バレイショもナス科の植物で、 もともとは南アメリカのアンデス山脈 付近が原産ですが、世界中に広まりました。 |
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「キュウリの花」 (2002年5月22日撮影) 胡瓜という漢字のとおり、瓜(うり)科の つる性一年草です。 花はめばなとおばなに分かれています。 実のできるのがめばなです。 日本には奈良時代以前に中国から 伝わってきました。 英語では Cucumber なんとなくなんとなく 発音のひびきがおもしろいですね。 |
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「トマトの花」
(2002年5月22日撮影)
「ナスビの花」
(2002年5月22日撮影)
もちろんナス科の植物。
原産はインド。中国では5世紀には
すでに栽培されており、
日本へも8世紀には伝わっていました。
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「トウモロコシ」 (2002年5月27日撮影) 花の季節になりました。 まだつぼみと言ったところです。 代表的な単子葉植物で, 平行脈は理科の問題にもよく 出題されますね。 これもイネ科の植物です。 |
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「トウモロコシの花」 (2002年5月30日撮影) 花が咲きました。 梅雨が終わってしっかりと 日光を浴びた後、おいしい トウモロコシの実ができることでしょう。 |
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「トウモロコシの実」 (2002年6月5日撮影) 少し気の早いトウモロコシの 実ができ始めました。 ひげに特徴がありますね。 |
「若ゴボウの花」
(2002年5月30日撮影)
若牛蒡(ごぼう)は
八尾市東部の特産品です。
根を利用する普通のごぼうと違って、
若ごぼうは茎(葉柄)、根、さらに葉までも
食べることができます。
「スイカの花」
(2002年6月2日撮影)
「オクラの花」
(2002年8月3日撮影)
オクラの実とは少しイメージの
違った意外にきれいな花が
咲きます。
(2002年8月3日撮影)
「アブラナ」
(2004年3月13日撮影)
“春”を感じさせてくれる代表的な
花でしょう。
河の土手などにびっしりと咲いて
黄色い絨毯のように見えることが
ありますね。
これは近くの菜園で撮影しました。
この果実から油を取るので、
油菜(アブラナ)そして油を
搾り取った後のカスが油粕で、
肥料になります。
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「ダイコンの花」 (2004年4月6日撮影) |
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「タマネギの花とミツバチ」
(2004年4月21日撮影)
ミツバチが好んで飛んで来ると
いうことは、タマネギの蜜も
やはりけっこう甘いんでしょうね。
「ペピーノ」(ナス科)
(2006年5月4日撮影)
珍しい実がなる植物なので、園芸店で買ってきました。
実はけっこうおいしいです!
メロンとバナナとキュウリを混ぜたような味で、そのままミックスジュースになりそうです。
ペルー、エクアドル付近の原産だそうです。
実の断面 ↓
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「ニンジンの栄養生殖」
(2006年5月28日撮影)
ニンジンの先だけを切って、水に漬けておくと
20日間で写真のようにきれいに葉が伸びました。
見事に緑色の葉が出てくるこの遺伝子の驚異。
感嘆!
「ニンジンの花」
(2009年9月7日撮影)
上の写真とは別に、今年も栄養生殖の実験をして、
土に移植しておいたら、立派に葉が伸び、花まで
咲きました。
しかも、花にはキアゲハが卵を産んで、幼虫が
たくさんいました。
「ニラの花」
(2009年8月22日撮影)
いつの間にか庭に自生していたので、
生命力は強いようですね。
生け花にしようかなと思いましたが、
匂いが少し気になってやめました。
でも花は涼しげで清楚な感じです