ここでは、田んぼや畑のあぜ道、空き地などで可憐に
しかも力強く生きている野の植物を紹介します。


 「ホトケノザ」(2002.5.14 撮影)
  花期=3〜6月

  田畑のあぜ道などで見かけられます。

  葉を仏様が座る台座にみたてて
  この名前が付いたそうです。

 



















 「レンゲソウ(マメ科
  (2008年4月4日撮影)

  [八尾市・曙川東]

 春になって畑を耕す直前に、絨毯のように
 咲き誇る風景は最近あまり見かけなくなりました。
 もうすぐ耕される田んぼの片隅で見つけました。












  「オオイヌノフグリ
  (2005年3月27日撮影)
  雑草と呼ばれる植物の代表かも知れません。
  それだけ身近で、よく見かける植物です。
  明治時代にヨーロッパから帰化植物です。つまり
  江戸時代の日本人は見ることがなかった植物です。
 




 「カタバミの果実」
  (2002.6.5 撮影)

 ヤリの先のような形をした
 カタバミの果実ができ始めた
 ところです。















「ムラサキカタバミ」
  (2002.5.26 撮影)
 山道で見つけた「ムラサキカタバミ」
 は栄養がいいからか、大きな葉で
 葉の緑色も鮮明でした。
「ムラサキカタバミ」
 [拡大写真]

  (2002.6.2 撮影)



「カタバミ」
  (2005.4.16 撮影)






 「シロツメクサ」
 (2002年5月16日撮影)
  “クローバー”の名で親しまれて
  いるマメ科の植物です。
   子供の頃、しあわせを呼ぶ
 四ツ葉を探したこともありました。
 





 下の拡大写真は(2004年4月17日撮影)








 「ドクダミ」
  (2002年5月20日撮影)
 
 どちらかというと、日当たりの
 よくないところに生育しています。
   薬にもなります。
「ドクダミの花」
  (2002年5月23日撮影)


 名前にくらべるとけっこう
 きれいな花だと思いませんか!?

 これは比較的日当たりのいい
 場所に咲いていました。






 「オオバコ
  (2012年9月27日撮影)


























 「ヒメジョオン(姫女苑)
 (2002年6月1日撮影)

 北アメリカ原産で、日本には 
 明治初年に伝わり、その後
 帰化植物となりました。






 「ハルジオン
 (2002年6月3日撮影)
「ハルジオンの葉と茎」
 (2002年6月3日撮影)

 ハルジオンとヒメジョオンは花がよく似て
 いますが、葉の付き方が違っています。

 ハルジオンは、茎を抱くように葉が付く





 「ムシトリナデシコ
 (2002年6月1日撮影)

 原産地は地中海付近の
 ヨーロッパ。
 江戸時代の末期に日本に伝わり,
 帰化した。

 茎にねばねばした部分があり、
 ここに虫がからまっていることが
 あるため、この名前がある。
  しかし、食虫植物ではなく、
 アリなどの虫が上がって来ることを
 防ぐためとも言われているが、
 ハッキリしない。

 家の近くの畑で自生しているものを
 見つけました。









  「ギシギシ」(タデ科)
 (2002年6月23日撮影)

 


















   「ヤブジラミ」(セリ科)
 (2002年6月5日撮影)

  この種子はいわゆる“くっつきむし”
 となって人間の衣服や動物の毛に
 ついて運ばれます。















 
   「ヤブガラシ(藪枯らし)」
  (2002年6月9日撮影)
  どんどん広がって日光をさえぎり、
 他の草を枯らしてしまうほど繁茂すること
 からこの名がついたようです。

  役に立たない“雑草”扱いされることが
 あるようですが、この密はよほどおいしいらしく、
 蝶やハチなどの昆虫がよく集まります。
  この花の前で待っていると昆虫がやってくる
 ので、やはり私にはお気に入りの一つです。














 (2002年6月3日撮影)
























   「タイトゴメ(大唐米)」
  (2002年6月3日撮影)


 タイトゴメはふつう海岸近くの岩場などに
 見られるそうなのですが、やはりタイトゴメです。

 これは、柏原市の古い住宅の近くに咲いていました。
   「タイトゴメ(大唐米)」
  (2002年6月13日撮影)






  (2002年6月27日撮影)

  蜜がおいしいのか、数種類の
 ハチがお食事に来ていました。



































   (2002年6月27日撮影)





















  (2002.7.30撮影)






























  ヒナゲシ(ポピー)の類
 のようですが、正確な名前は確かめて
 いません。街中でもときおり見かけます。
 けっこう可憐でかわいい花です。
  (2005年5月3日撮影)

 ちょっと変わった筒状の中に種がいっぱいできます。
 まさにそれは“ケシ粒”の大きさで、数え切れない
 種がこぼれ出てきます。













 
 「日本タンポポ」
 (2007年3月31日撮影)
  タンポポも最近は西洋タンポポがほとんどのようです。
  これは、葛城市・九品寺で見つけたもので、
  ガクの形から在来種の日本タンポポのようです。

  寺の近くに遠慮がちに咲いていました。
















「セイヨウタンポポの種子」
 (2011年4月16日撮影)


 1つの花のように見えるのがたくさんの
 花の集まり。
 そして、これはその種子の集まりです。


















 「シャガ」
 (2007年3月31日撮影)

 これも九品寺境内の清流に
 咲いていました。














「マンジュシャゲ(曼珠沙華)」
 (2008年9月24日撮影)

 彼岸の頃に咲くこの花は「ヒガンバナ」
 という名前で馴染みがあります。

 鮮やかな赤色が印象てきです。




















「萩(はぎ)」
 (2009年9月7日撮影)

 土手に植えた萩が今年は枝も増え、
 かわいい花がたくさん咲きました。
 






















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